[156]元カノの泣き落としにもほだされずきっぱり拒絶の言葉を突きつけた夫。妻は2番目に好きな人|岡田ももえと申します

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前回のお話

未練を残したまま別れた元恋人同士のろみ緒さんとジュリ実さんは、お互いに別の相手と結婚したものの同窓会をきっかけにジュリ実さんのろみ緒さんへの執着が始まりどちらの夫婦も離婚危機に陥ってしまいます。両夫婦での話し合いでもう会わないと取り決めた後もろみ緒さんへの接触をやめないジュリ実さん。夫のめが根さんになりすましたジュリ実さんから呼び出されたろみ緒さんは、改めて「迷惑だ」とはっきり伝えますが、ジュリ実さんは「嘘だよね」と信じようとしません。「嘘じゃない。迷惑だ」と再度ろみ緒さんが言うと、ジュリ実さんは突然二人の思い出にまつわるクイズを出題し始めました。ろみ緒さんが何も答えずにいると、ジュリ実さんは涙をポロポロ流しながら「私は全部覚えてるよ。ろみくぅは違うの?」と悲しそうに言いました。

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妻は2番目に好きな人

夫めが根さんのスマホを使ってなりすまし、ろみ緒さんに連絡して会いに来たジュリ実さん。めが根さんと会うつもりで来ていたろみ緒さんは動揺しますが、離婚回避のために「迷惑だ」とはっきり言います。ところが突然ジュリ実さんは2人の思い出にまつわるクイズを出し「覚えてないの?」と悲しそうにするのでした。「全部忘れたよ」ときっぱり言ったろみ緒さん。しかし、ジュリ実さんは「嘘だよぉ」とまだ認めません。

なんとしても分かってもらいたいろみ緒さんは、ジュリ実さんの目をまっすぐ見て「ジュリ実の事も好きじゃない」と強く言い切りました。

ろみ緒さんは続けて「もう会いに来ないで。次に会いに来たら」

「警察呼ぶよ」と自分の言葉がどれだけ本気かを伝え、「話はそれだけ。俺行くから」と言って「ろみくぅ」と悲しそうに呼びかけるジュリ実さんに背を向け歩き出しました。

一人残されたジュリ実さんはお店の前で「酷いよぉ」と泣き崩れます。少し離れたところで張り込んでいためいさんは、その様子を「泣きたいのはこっちな」と思いながら見ていました。

しばらくすると、家に向かって歩いていたろみ緒さんのスマホにメッセージが届きました。差出人はめが根さんです。「めが根さんからメール?いや・・ジュリ実?どっちだ」ジュリ実さんがめが根さんのスマホからメッセージを送っていたことがわかったろみ緒さんは、どちらからの連絡か分からず戸惑いました。
ろみ緒さんが「迷惑だ」と何度伝えても「嘘だ」と言って信じようとしなかったジュリ実さんですが、目の前でここまではっきり言われたらさすがに信じたのではないでしょうか。悲しいですが諦めるしかありませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
ろみ緒さん、きっぱりとジュリ実さんを拒絶することができましたね。

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