妻は2番目に好きな人[154]

ジュリ実さんに呼び止められたろみ緒さんは考えました。「今俺が逃げても・・ジュリ実はまた会いに来る」

「これがめいが言ってた不安の原因だよな」と、ようやくめいさんが訴えていた不安を理解したろみ緒さん。

これまで何度もジュリ実さんに待ち伏せされたろみ緒さんは、これからのことを想像してみました。めいさんとあかりちゃんと一緒にいる時にもジュリ実さんは平然と現れるかもしれません。

つきまとうジュリ実さんに、めいさんだけでなくあかりちゃんも恐怖を感じるかもしれません。「こういう状況になったら・・」と想像したろみ緒さんはこのままではいけないと強く思いました。

このままでは家族が安心できる訳がないと気付いたろみ緒さんは、「あの時・・俺が始めたんだ・・」と同窓会でジュリ実さんに悩みを相談されたときに「俺が出来る事があったら何でも言って」と言ってしまったことを深く後悔しました。

自分のやるべきことがわかったろみ緒さんは「これをジュリ実とのlast storyにしないと」と心に決め、「ジュリ実に言いたいことがある」と切り出しました。
これまでの自分の曖昧な態度が今の状況を招いているとようやく自覚したろみ緒さん。これで今度こそジュリ実さんとの関係を完全に終わらせることができますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
[編集コメント]ママ広場編集部
ろみ緒さんはようやくめいさんが訴えていた不安が理解できたようですね。