[152]2人の思い出の品を身に着け夫に会いに行く元カノ。妻は2番目に好きな人|岡田ももえと申します

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前回のお話

夫のめが根さんを名乗ってメッセージを送り、ろみ緒さんとカフェで会う約束を取りつけた元彼女ジュリ実さん。ジュリ実さんの行動を察知しためが根さんは、めいさんにジュリ実さんの計画を連絡。めが根さんから連絡をもらっためいさんは、ジュリ実さんと会った時にろみ緒さんがどんな対応をするのか見たいと思い、ろみ緒さんには何も知らせず約束の場所に行かせることにしました。

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妻は2番目に好きな人[152]

約束の日。ろみ緒さんが出社すると同僚男性が「見てくれよ~」とスマホを見せてきました。

同僚男性はスマホの画面を見せながら「娘が似顔絵書いてくれた。子供からのプレゼントって嬉しいよな」と言い、「分かるわ」とろみ緒さんも共感。

ろみ緒さんは「俺も貰った」と言いながら、あかりちゃんがくれたきれいな石を取り出しました。「ビー玉?」と聞かれたろみ緒さんは、「違う違う。大切なお守りだよ」と言いながら石をギュッと握りしめました。

その頃、もうすぐろみ緒さんに会えるとウキウキのジュリ実さんは、出かける準備をしていました。「香水とぉ、あとぉ土星」と言いながら、ろみ緒さんとの思い出の香水をつけ、お揃いの土星のチャームを取り出すジュリ実さん。

ジュリ実さんは土星のチャームをバッグにつけ、別れる時に「俺別れてもずっとジュリ実が一番だから。何かあったら駆けつける」と言ってチャームを渡してくれたろみ緒さんのことを思い出しながら「私が辛い時は支えて欲しいよぉ」と呟きます。

夕方。仕事を終えたろみ緒さんは「お先に失礼します」と言って会社を出ました。

「ヴェcafe。ここか」めが根さんになりすましたジュリ実さんと会う約束をしたカフェに到着したろみ緒さんは「今日帰りに花束買おうかな」などと考えながらお店に入ろうとすると、後ろから「ろみくぅ」と聞き覚えのある声で呼ばれました。

ろみ緒さんの妻、それとジュリ実さんのご主人を交えて話し合いをしてもう会わないと決めたにもかかわらずジュリ実さんには全く通じていないようですね。辛い時に支えて欲しいと言うジュリ実さんなので、その役割はご主人のめが根さんだと気づいてほしですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
ろみ緒さんと会う準備をするジュリ実さんは、まるでデート前のようですね。

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