妻は2番目に好きな人[138]

きっぱり拒絶の言葉を伝えても信じないジュリ実さんに、ろみ緒さんはさらに言葉を続けます。「正直言って・・ジュリ実の事今は全く・・」

「好きじゃない」はっきりろみ緒さんにそう言われ、ようやくジュリ実さんの表情が変わります。

「そんなの嘘だよぉ・・」と泣き始めたジュリ実さん。しかしろみ緒さんは「嘘じゃないし泣かれても困るんだ」とバッサリ。

二人の会話を聞きながら、「泣きたいのはこっちな」と心の中で突っ込むめいさん。そして「じゃあ・・話はこれだけだ・・から」とろみ緒さんは電話を切りました。

一方的に電話を切られたジュリ実さんは「電話切れたよぉ・・突然酷いよぉ」と涙が止まりません。そんなジュリ実さんを見つめながら「これでジュリ実も会うのをやめるはずだ」とめが根さんは思いました。

ろみ緒さんの家では、電話を終え達成感に満ち溢れた表情で「これで・・もう大丈夫だと思う」と言うろみ緒さんを、めいさんが「普通の事なのにやり遂げた顔してんなぁ」と冷めた気持ちで見ていました。

そのとき、ふと先日友人から言われた言葉を思い出しためいさん。「意味あるか分からないけど聞いてみるか」と思っためいさんは、ろみ緒さんに自分は2番目なのか聞いてみる事にしました。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
[編集コメント]ママ広場編集部
やり遂げた感じを出しているろみ緒さんですが・・当たり前のことですよね。