妻は2番目に好きな人[106]

離婚話の最中に突然部屋に入ってきたあかりちゃん。「あっあかり、どうした?」ろみ緒さんは平静を装い声をかけました。

すると「トイレに虫が出た~。ササッといつもみたいに退治しておくれ」とあかりちゃんが言いました。

あかりちゃんの何気ない『いつもみたいに』という言葉を聞いて、この日常が無くなるかもしれないという現状に胸が締め付けられるろみ緒さん。何も知らないあかりちゃんはそんなお父さんの姿に「どうしたの?」と無邪気に聞きます。

ろみ緒さんは必死に動揺を隠しながら「分かった。今っ今行くから。ちょっと待っててね」と伝え、あかりちゃんは「うい~」と言って自分の部屋に戻っていきました。

あかりちゃんが居なくなると、ろみ緒さんは「お願いしまっす!!!もう一度だけっっラストチャンスを!!!」と土下座してめいさんに懇願。

めいさんはろみ緒さんの土下座にも顔色一つ変えず「明日書類の事で改めて話があります」と言って部屋を出て行きました。

一人になったろみ緒さんは、「書類って・・公正証書?!離婚届?!どっち?!」と怯えます。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
[編集コメント]ママ広場編集部
めいさんの言う「書類」が指すのは公正証書か離婚届かどちらなのでしょうか・・。両方という可能性もありますね。