妻は2番目に好きな人[102]

そして、ろみ緒さんが恐れていた夜がやって来ました。
「あのさ」
と切り出しためいさん。

すると、めいさんの言葉を遮ってろみ緒さんが、
「めいの話の前に弁明させて欲しい。なんていうか・・さっきのは思い出の品を捨てようとして」
と言い出しました。

「過去と決別しようとしてただけで、その・・誤解だよ」ろみ緒さんが動揺しつつそう言うと、
「なるほど。そうなんですね」と冷静に答えるめいさん。

「敬語のままだけど、話聞いてくれてる。口調も穏やかだ。ちゃんと話せば大丈夫だ!!」ろみ緒さんはそう思いながら、「そうそう!!」と答えました。

「タイミングが悪かっただけで本当に誤解だから」ろみ緒さんが言葉を続けると、
「そうですか」あくまで穏やかに答えるめいさん。

「これからも手を取り合って、何度も立ち上がって家族で暮らしたい。どんな試練も乗り越えてゆきたい」ろみ緒さんがそう言うと、
「そうですか」と相変わらず冷静なめいさん。

でもその後、
「話は以上ですかね?離婚しましょう」
やっぱり冷静にそう話すめいさんに、
「!!!?」思いっきり動揺するろみ緒さんでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
[編集コメント]ママ広場編集部
ろみ緒さんに、ついに天罰が下りましたね。