相手の罪悪感や同情を誘って許してもらおうとする駆け引き上手な私の友達に冷たかった母[63]|まるの育児絵日記

前回の話
さなかちゃんから返してもらったマンガに落書きを見つけたまるさん。翌日学校で「コレ!どういうこと!?」と落書きされたマンガを見せると「え!何コレ!」としらばっくれるさなかちゃん。「さなかちゃんでしょ!」と詰め寄るまるさんに「私じゃないよ!」と否定したさなかちゃんは「私の前にも誰かに貸してるよね?その後、中身の確認した?」と鋭い指摘。そう言われると強く反論できないまるさんは「でも、なかなか返してくれなかった本に落書きされてたら、疑っちゃうやん」と言いました。

母が私の友達に冷たい[63]



さなかちゃんに痛いところを突かれたまるさん。

なかなか返してくれなかった本に落書きがされていたら疑ってしまうと言ったまるさんに、「証拠もないのに友達を疑うとかさ・・・まるちゃんヒドイね」と逆にまるさんを責めてきたさなかちゃん。

まるさんは、さなかちゃんの言葉に罪悪感を覚えます。

すると突然、さなかちゃんが「あ!」と大きな声を出しました。

そして「もしかしたら・・・私の知らない間に弟がやったのかも」と言い出したさなかちゃん。

「弟まだ保育園だから・・・今なんでも落書きしちゃうから、もしかしたらそうかも」とペラペラ。

「だとしたら『弟が』ごめん!弟のこと、帰ったら強く叱っとくから!」と申し訳なさそうに言いました。

保育園児の小さな弟が悪気なくやってしまったことだが強く叱っておくと言われ、弟をかわいそうに思いそれ以上強く言えなくなったまるさん。「いいよ。弟にそんなことしなくてっ!!」と言うと、「じゃ、許してくれるんだね?本当、弟がゴメーン!」とあっさり話を終わらせようとするさなかちゃん。さなかちゃんはまるさんよりも一枚も二枚も上手でした。

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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
まるさんに罪悪感を植え付けて許してもらおうとするなんて、よく思いつきますね。

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