キレイな状態で返ってきたマンガに安心するも、酷い目に遭った友達が中を確認するよう強く勧める。私の友達に冷たかった母[60]|まるの育児絵日記

前回の話
さなかちゃんに貸してなかなか返ってこなかったものをようやく返してもらえたまるさんとけいこちゃん。しかし、渡されたけいこちゃんのローラースケートは傷だらけでボロボロ。「ひどい」と悲しむけいこちゃんに対し、さなかちゃんは「私じゃないよ!その傷、全部元々あったもん」と平然と言い、まるさんには「マンガさ、結局読む時間なくて開いてもないの。けど返すね!」と言ってマンガを返しました。

母が私の友達に冷たい[60]



さなかちゃんの家から帰る車の中では、けいこちゃんがショックで泣いていました。

「誕生日に買ってもらったのに・・・さなかちゃんになんか貸さなきゃよかった・・・っ」けいこちゃんはさなかちゃんにローラースケートを貸したことを悔やみ涙が止まりません。

すると、それを聞いていたまるさんのお母さんがけいこちゃんに言いました。「けいこちゃん悲しかったよなぁ。気持ちは分かるけどな、『さなかちゃんなんか』は言ったらアカンと思うわ」

「もちろんな、返さんかったり傷つける方が悪いんやけど、二人ともこれからは簡単に貸さずにお母さんに聞いてからにしような?お友達が誰でもやで?」と、お母さんは冷静に二人に伝えました。

「はーい。もう絶対貸さない!」「私もっ!」まるさんとけいこちゃんはこれからは安易に人に物を貸さないと決めました。

そして「まるちゃんは?マンガ、大丈夫そう?」とけいこちゃんに聞かれたまるさんは「読んでないって言ってたから大丈夫やと・・・」と疑いもせず答えました。

すると「ダメ!帰ったら中、全部見た方がいい!」とけいこちゃんに強く言われ、「う、うん。分かった!見る」と慌てて答えるまるさん。

「絶対だよっ!?」「うん!絶対っ!」けいこちゃんに念を押され、まるさんは家に帰ったら返されたマンガの中をしっかり確認しようと決めました。

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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
まるさんのマンガ、どうか無事でありますように!

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