前回の話
マンガやローラースケートをさなかちゃんに貸したら返してもらえないまるさんとけいこちゃん。まるさんの家に遊びに来ているさなかちゃんが家に帰る時に一緒に家まで行って返してもらう計画を立てた2人に協力し、まるさんのお母さんはさなかちゃんのお母さんに17時に家にいるように連絡したうえで車で子どもたちをさなかちゃんの家まで送りました。車中でまるさんとけいこちゃんは、「今日、返して!」と強く迫ったのでした。
母が私の友達に冷たい[58]
まるさんとけいこちゃんに「今からさなかちゃんの家に行くから、今日!返してよ」と詰め寄られたさなかちゃん
「えっと、今日は、その・・・」としどろもどろになり始めました。
そこへ助け舟を出すまるさんのお母さん。
「さなかちゃん、今日返せない理由があるなら、おばちゃん車で待たんと一緒にお家行って話聞くで?」
まるさんのお母さんと、友達2人に見つめられてますます焦った様子のさなかちゃんは「わわ、わかった!今日返す!」とようやく返すと言ったのでした。
さなかちゃんの家の前に着くと、さなかちゃんは一緒に来ようとする友達を制止しました。「ここで待ってて!弟が外に出ちゃうと危ないから!」
さなかちゃんに言われて家の外で待っている間、まるさんとけいこちゃんは「もう貸さないようにしようね!」とお互いに言いながら5分が経過しました。
10分経過。ちょっと遅いかな、と思い始めた2人です。
15分経って待ちきれなくなった2人はさなかちゃんの家のインターホンを鳴らしました。
何度も鳴らしてさなかちゃんはようやく出てきました。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
家の前で友達に待たれてしまってはもはや逃げることはできないと思いますが、無事にマンガとローラースケートは返ってくるのでしょうか。まだ不安が残りますね。