前回の話
まるさんの同級生さなかちゃんの目に余る行動について母親同士で話しをするため、さなかちゃんの自宅を訪ねたまるさんのお母さんですが、さなかちゃんのお母さんはパチンコ店通いで日の高いうちからビールにタバコ、家の中はゴミ屋敷と化す環境で話をしても全く通じませんでした。ゴミが散乱する部屋の中で、まるさんのお母さんは、家から無くなっていたまるさんの洋服が雑然と詰まれているのを発見して、やっぱりさなかちゃんが盗んだのだと明らかになりました。
母が私の友達に冷たい[38]
洗濯はしないのかとさなかちゃんのお母さんに聞くと、パチンコで勝った時にまとめてコインランドリーへ娘2人で行かせると答えたさなかちゃんのお母さん。
深いため息をついたまるさんのお母さんに気付く様子は微塵もないようです。
まるさんのお母さんは、よその家に無造作に積まれた娘の服を拾い上げました。
「この服。うちの娘の服です。」と、さなかちゃんのお母さんに言いました。
初めて少し顔色が変わったさなかちゃんのお母さんは、「え?」と、驚いた様子でした。
まるさんのお母さんは、「この服もこの服も。ウチからなくなった服がなぜかここにあるんですわ。」と更に伝えました。
さなかちゃんのお母さんは少し焦った様子でしたが、ハハハと笑って「えー?狭い町なんだから店も少ないし服が被ることくらいある・・・」と誤魔化そうとしましたが、その言葉を遮ってまるさんのお母さんは「じゃあ。」と強く言いました。
「コレがウチの子の服だって証拠見せましょうか?」と毅然とした態度を崩しませんでした。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
まるさんのために買ったお気に入りの大切な服を盗み、ぞんざいに扱われているのも悲しいですが、お母さんが娘の「ではない」服が家にあっても気付かないことが驚きですね。