前回の話
まるさんの部屋とリビング以外は入らない、という前提でかくれんぼをすることになったまるさんとお友達のさなかちゃん、鬼を指名されたまるさんは目をとじて数を数えはじめました。まるさんが数えている間にこっそり部屋から出ていったさなかちゃんは、またまたクローゼットの前へ。そーっと服を取り出すとこっそりまるさんの部屋に戻って自分のランドセルの中に持ち出した洋服を入れました。そして「もーいーよーっ」と平然と言う声を聞いて「どこだー?」とまるさんはさなかちゃんを探しました。
母が私の友達に冷たい[20]
まるさんの家でかくれんぼをした際、まるさんを鬼に指名して目をとじた上で数を数えさせたさなかちゃん、数えている間にクローゼットから洋服を持ち出し、こっそりランドセルの中に入れました。その後、まるさんは何も気づかずさなかちゃんを探しました。そして翌日、「日曜日、家族で横浜行くの!楽しみー!」友達同士で休日の予定を話していたまるさん。
「私はみかん狩り行くよー!」と答えました。
すると、「まるちゃん、いちご狩りとかぶどう狩りにも行ってたよねー!」お友だちにそう言われ、「そー!果物狩り大好き!。栗狩りも楽しいよ!」とまるさんは答えます。
すかさず話に割って入り、「へぇー。何時に家出てみかん狩りにいくの?」と言い出すさなかちゃん。
「朝!?お昼!?何時?」何とか聞き出そうとするさなかちゃんに「まだわかんないけどお昼前くらい?」と素直に答えるまるちゃん、
「へぇー。お昼前かあ?」またしてもニヤリとするさなかちゃんは、完全に悪だくみしていたようでした。
そして日曜日のこと。「いとこのBちゃん迎えに行って、そば食べてから行こな!」「うん」楽しそうに話すまるさんとお母さん。
するとそこには、背後から「ぬっ」と近づく人の姿がありました。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集コメント]ママ広場編集部
「お友達を入れていいのはこの部屋だけ」というルールにしている家庭はよくありますよね。「この部屋だけ」という約束で始まったまるさんとさなかちゃんのかくれんぼ、何事もなく無事に終わりますように。