前回の話
お母さんが仕事で不在なことが多かったまるさんの家に毎日のように遊びに来ていた同級生のさなかちゃん。ある日、服がなくなっていることにまるさんが気づき、お母さんがクローゼットを探すと1本だけ服がかかっていないハンガーを見つけます。まるさんの家では使っていないハンガーは片付けるようにしていたためおかしいと感じたお母さん。以前会った時の印象からさなかちゃんを訳アリの子だと感じていたお母さんは「多分あの子・・・」と察したものの、証拠がないためしばらく様子を見ることにしました。
母が私の友達に冷たい[18]
翌日。いつものように「まるちゃーん!かえろーよ!!」と一緒にまるさんの家に帰るさなかちゃん。
まるさんの家ではいつも一人で漫画を読んでいて一緒に遊ぶことはほぼなかったさなかちゃんですが、一緒に宿題をするときもありました。
おやつを食べていると、さなかちゃんがある提案をしました。
「このあと、かくれんぼしよー!」とニカッと笑みを浮かべるさなかちゃん。
まるさんが「いいけど、この部屋だけね」と言うと、なぜかさなかちゃんは「えー!狭い!つまんない!」と猛反発。
まるさんはお母さんからの言いつけを守り、不満を漏らすさなかちゃんに「他の部屋はダメーッ!」ときっぱり。
さなかちゃんは「もーっケチー。仕方ないなー分かったよ」と、文句を言いながらも渋々納得しました。
そして、おやつを食べ終えると「じゃ、まずはまるちゃん鬼ね?目、つぶって?」と言ってかくれんぼを始めたさなかちゃん。まるさんが目をつぶると、さなかちゃんはニヤリ。
まるさんの家でかくれんぼをしようと言い出したさなかちゃん。お友達を入れていいのはリビングと自分の部屋だけと言われているからかくれんぼはこの部屋だけと伝えると、さなかちゃんは猛反発。再度まるさんが他の部屋はダメと強く言うと渋々納得しかくれんぼが始まります。最初にまるさんを鬼に指名し「目つぶって?」と促したさなかちゃん、良からぬことを考えていないといいのですが、心配ですね。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集コメント]ママ広場編集部
「お友達を入れていいのはこの部屋だけ」というルールにしている家庭はよくありますよね。「この部屋だけ」という約束で始まったまるさんとさなかちゃんのかくれんぼ、何事もなく無事に終わりますように。