クローゼットから娘の服が消えた。空のハンガーを見て察する母。私の友達に冷たかった母[17]|まるの育児絵日記

前回の話
まるさんが小学2年生の頃、同級生のさなかちゃんが毎日のように家に遊びに来ていました。授業参観の日、さなかちゃんのお母さんは来ておらず、休み時間に先生に呼ばれたさなかちゃん。すると、お友達の一人が「さなかちゃん家さ、給食費ずっと払ってないんだよ」と話し始め、参観に来なかったのも給食費を払えと言われるからだ、別荘に行くと言っていたのも絶対ウソだ、と言っているのを聞き「さなかちゃんって色々大変なのかもな」と感じたものの、その後も今まで通り遊んでいました。ある日曜日、家族でお出かけすることになったまるさんはお気に入りのさくらんぼ柄の服を着て行こうとしますが、クローゼットにあるはずの服が見当たりません。

母が私の友達に冷たい[17]



さくらんぼ柄の服がクローゼットにないことに気づいたまるさん。

お母さんに聞いてみると「えもんかけ(ハンガー)にかかってるやろー」と言われますが、探してもやはり見つかりません。

おかしいなと思ったお母さんがクローゼットを確認しにきました。

そこには、服がかかっていないハンガーが1本。

「我が家では使ってないえもんかけはえもんかけ入れに戻すルール。よって、えもんかけのみが竿にかかっていることは・・・まず、ない」ハンガーだけがかかっているのを見たお母さんはピンと来ます。

「まる、この部屋にお友達入れた?」お母さんはまるさんに確認しますが、「ううん、入れてないー」と言うまるさん。

このあと遊園地に行く予定があったので、とりあえずこの日は別の服を着るようにお母さんはまるさんに伝えました。

がっかりしながら別の服に着替えるまるさんを見ながら、お母さんの頭には「たぶんあの子・・・」とさなかちゃんの顔が浮かんでいました。そして、「でも証拠がない。しばらく様子を見るか・・・」と考えていました。
クローゼットにハンガーだけがかかっているのを見て「おかしい」とピンと来て、まるさんの服がなくなったことにさなかちゃんが関係していると確信するも、証拠がないため様子を見ることにしたお母さん。お母さんの予想は当たっているのでしょうか。

-------------------------------
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集コメント]ママ広場編集部
ハンガーだけがかかっているのを見てすぐにピンと来たお母さん、すごいですね!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事