本邦初公開!表参道の父が教える 「手相から読み解く女性の健康サイン」

日々の家事や育児に追われ、つい自分の健康は後回し。顔や髪など身だしなみは気にかけて整えても、自信をもって「健康」といえる女性は少ないのではないでしょうか。
表参道の父としてメディアにも数多く登場されている青川素丸老師が本邦初公開!「手相から読み解く女性の健康サイン」青川式望手法をあなたにお教えします。

一般的に手相といえば、「何歳くらいで結婚する」、「あなたは強運で先祖に守られている」など、結婚運や金運などの運気を観たり、スピリチュアルなものという認識をお持ちの方が多いかも知れません。しかし、掌のシワが「指の使い方の癖」や「生活スタイルや仕事の質の違い」による特有の線として手相に現われているという事実、さらに「遺伝」として両親から受け継いでいるものであることを認識している占い師はあまりいないのではと考えます。
私は手相がスピリチュアルなものではなく、その人の生活における手の使い方の癖や身体の健康状態が現われていることをいち早く発見し、さらなる研究を続けることで、「青川式望手法」を確立しました。

青川式望手法とは

実は、青川式望手法は必ずしも私の完全オリジナルという訳ではなく中国の医学(中医)において「望診」といって、顔や身体を観察することで、その人の健康状態を診る方法がヒントとなっています。中でも手を見ることを「望手」と呼び、特に掌には、古来その人の身体内部の健康状態が現われると考えられてきました。つまり、手相は生活習慣からくる健康状態を知るバロメータであり、病の予測ツールとして活用できるのです。

今回は「青川式望手法」の中から、本邦初公開!女性特有の病のサインを知る方法を3つご紹介しましょう。
●手相に現れるサイン1
卵巣は子宮の左右に一つずつあり、通常では2~3cmぐらいの大きさです。ここに発生した腫瘍が卵巣腫瘍であり、大きいものでは30cmを超えることもあります。(出典:公益社団法人日本産科婦人科学会)。その中でも腫瘍の中に液体が溜まるタイプが卵巣嚢腫と呼ばれるものです。
この症状が予見される場合、掌の中に「島紋」(しまもん)と呼ばれる独特の印が出現することがあります。手相から判断すれば、「斜眼状紋」(しゃがんじょうもん)と呼ばれる目のような細長い小さな島紋が、生命線(母指球皮線)上の手首に近い方に斜めにくっついて出現していることが多々あります。この時、(左手で観た場合)斜眼状紋は、生命線を挟んで、親指側にあれば左の卵巣(図1)、小指側にあれば右の卵巣(図2)(右手に印がある場合は逆)へのサインと受け取れます。これらはあなたの卵巣が弱っているサインである可能性があります。気になるのであれば、お医者さんに行ってしっかり卵巣を検査してもらいましょう。


●手相に現れるサイン2
子宮筋腫とは子宮を構成している平滑筋という筋肉組織由来の良性腫瘍で、比較的若い方から閉経後の方まで、高頻度に見られる疾患です。特に症状もなく健康診断で偶然指摘されることも多くあります。
症状としては、過多月経、過長月経、月経痛、腹部腫瘤触知、貧血などがあります。さらに子宮筋腫が大きくなると周囲の臓器を圧迫して、頻尿、排尿困難、便秘、腰痛などの症状も生じ、時には不妊や流早産の原因にもなります。(出典:公益社団法人日本婦人科腫瘍学会)

この症状が予見される場合にも、手相には、生命線上の手首に近い所に、比較的小さな「島紋」が1つ、兆候として現われることがあります(図3)。

●手相に現れるサイン3
子宮内膜またはそれに似た組織が何らかの原因で、本来あるべき子宮の内側以外の場所で発生し発育する疾患が子宮内膜症です。20~30代の女性で発症することが多く、そのピークは30~34歳にあるといわれています。
子宮内膜症は女性ホルモンの影響で月経周期に合わせて増殖し、月経時の血液が排出されずにプールされたり、周囲の組織と癒着をおこしてさまざまな痛みをもたらしたりします。また、不妊症の原因にもなります。(出典:公益社団法人日本産科婦人科学会)

この症状が予見される場合、手相には方形紋と呼ばれる四角い印が、生命線上の手首に近い位置に現われることがあります(図4)この方形紋は、症状の兆候として考えられるもので、時に未病で済むこともありますが、気なる方はお医者さんで子宮だけでなく下腹部をしっかり検査してもらいましょう。

手相における流年法と青川式望手法

手相の読み解き方の一つに「流年法」と呼ばれるものが存在します。これは生命線など手相の主な線から未来・過去の運勢を読み解く方法で、生まれてからの年数が主線上に刻まれていると考えるのです。ところが、健康状態や病状を読み解く「青川式望手法」によれば、掌に現われる病気のサインの位置は、流年法とは全く無関係であることがわかっています。
従来の「流年法」は、生命線上の手首に近い位置に印があれば、「年をとってから」その病が生じると読み解いてしまうかもしれません。しかし、それでは折角のサインを見落としてしまう可能性があります。特に手首に近い生命線上のサインは、女性にとって婦人科系の臓器が弱っている、あるいは既に病に罹患している可能性もあります。

今回、「青川式望手法」を本メディアにて初公開させていただきましたが、家事に育児に、そして仕事に追われる女性は、自分のことをつい後回しにしがちです。だからこそ、簡単に自分の健康状態を知るため方法を、より多くの女性に知ってもらいたいと考えました。
「手相」は未来が見えることもありますが、本来は、あなたの身体の中で今、起きていることをあなた自身に知らせる警告とも受け取れます。

今回は「青川式望手法」の中から、女性特有の病のサインを知る方法をお伝えしました。
最後になりましたが、あなたの身体は、あなた一人のものではありません。もし気になるサインを発見したなら、医療機関での早期診断・早期治療をおすすめいたします。




執筆者

青川泰丸
表参道の父株式会社CEO。
易学の第一人者。
clubhouse占い部門で世界最大のメンバー数を誇る「占いCLUB」創始者で、1500年代からの原書を紐解き、海外文献を翻訳すること数十年。
易理と筮法を進化させ、高いレベルにまで極めた奇才。ビジネスや健康に活かす「空間力学」(風水の一種)、言霊・数霊・音霊を用いた命名・改名、さらには未来の現象の予知や開運法を得意とするなど的中率の高い占術に精通。地上波TV、ラジオに自ら出演するだけでなく、占いコンテンツ全般の監修も行う。より科学的、統計的手法で占いメカニズムを解明し、現在はホンモノの占い師・風水師の育成に注力している。著作多数。
今回の記事については、拙著「表参道の父直伝 手相の神髄~手相を知れば未来が変わる~(青川素丸著/Laule‘a出版)」に詳しく公表しております。
ご興味ある方は、ぜひお読みいただければ幸いです。

●主宰講座:「易学完全修得講座」「人気風水師養成講座」「手相クリエイター養成講座」など多数
●YouTubeチャンネル
「青川素丸の『占いの超人』」

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