[74完]園でも習い事でも孤立。執着ママの哀れな現状に1ミリも同情できない。執着ママにロックオンされた話|まるの育児絵日記

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前回のお話

児童館で出会った空気を読まず、話も通じず、自分のこだわりを周りに押しつけたり、やたらとマウントを取ってくるゆかちゃんママから恐怖を感じるほど執着されて悩んでいたまるさん。その後、夫の急な転勤で県外に引っ越し、もうゆかちゃんママに会うことはないと安堵していたまるさんでしたが、引っ越しから一年後に仲良しだったマキちゃんママたちに会うために公園へ行くと、突然ゆかちゃんママが現れました。相変わらず失礼な言動ばかりのゆかちゃんママに我慢の限界になったまるさんは、毅然とした態度で言い返しました。ゆかちゃんママは娘のゆかちゃんに「ママ、ちくちく言葉いっぱい言われちゃった!」と泣きつきますが、「ママもたくさんちくちくしてたよ。ごめんなさいして」と正論で返されてしまい、観念して「ごめんなさい」と謝罪。立場が悪くなったゆかちゃんママはそそくさと帰ろうとしますが、去り際に「なに見てんねん!ウザ!」と吐き捨てます。娘の前でまたちくちく言葉を言ってしまった事に気付いて慌てて取り繕うゆかちゃんママを見ていたまるさんは、呆れて無言で立ち去りました。まるさんに相手にされなかったことに怒りがこみ上げワナワナと震えるゆかちゃんママでしたが、ゆかちゃんに「ママ、行こう」と手を引かれると、ハッと我に返り静かに去って行きました。まるさんはマキちゃんママたちのところへ向かいながら、「あれだけのモンスターでも娘のひと言は刺さるんだな。子どもの存在ってすごいな」と思うのでした。

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執着ママにロックオンされた話

ゆかちゃんママが去り、まるさんはみんなのところへ戻りました。すると、「実は・・近所に住むママ友がね、セレブ幼稚園のプレに通ってるからちょこちょこ噂は聞いてて」とたっくんママが話しだしました。

「まー、プレでも浮いてるらしい!!」とゆかちゃんママの現在の様子を聞き、「でしょうね!」と激しく納得するまるさん。

そして、「まるちゃんみたいに執着された人が幼稚園でも居たらしくてね。結局その人は、プレ辞めちゃったみたいで」と聞き、まるさんは「ヒィィィッ」とドン引き。

たっくんママは「幼稚園でも習い事でも『理想のママ友』が出来なくて、ゆかちゃんママ躍起になってるんよ。孤立してるのに」とゆかちゃんママを気の毒に思う気持ちをちらりと覗かせます。

しかし、ゆかちゃんママからの執着やマウントに心底悩まされたまるさんは「・・だからと言って、同情は1ミリもできんし、嫌いな気持ちも変わらん」と無表情で言いました。まるさんが悩んでいたことを知っているたっくんママは「うんうん、まるちゃん大変だったもんね」と激しくまるさんに共感してくれました。

この件以来、まるさんは二度とゆかちゃんママに会うことはありませんでした。

ゆかちゃんママにはかなり悩まされたまるさんですが、今まるさんのそばにいるのは素敵なママ友ばかりだといいます。

理想のママ友を探し続けるゆかちゃんママは、今日もどこかで誰かに声をかけているかもしれません。

皆さんも、ゆかちゃんママのように親し気に話しかけてきて友達になりたいと言ってくるママと出会うかもしれませんね。児童館で出会ったママに恐怖を感じるほど執着されるという体験をしたまるさんですが、「怖がらずにママ友を作ってくださいね!」とエールを送っています。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
本当に大変な思いをしましたね。ゆかちゃんママと縁を切ることができて本当によかったです。

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