執着ママにロックオンされた話


全然仲良くしたことがないゆかちゃんとアキくんの「友情」を理由に、まるさんとは友達でいなければいけないと主張するゆかちゃんママの笑顔なのか真顔なのか分からない表情は、まるさんにとってはホラーでしかありませんでした。

とにかくゆかちゃんママから離れたいまるさんに必死にしがみついて離さないユカちゃんママを振り解こうとまるさんも必死です。「離してっ!」と言いながらも、心の中では「無理、こわい」が繰り返されていました。

友達になれないとハッキリ言われたにもかかわらず、臆することなく「私たち、これから一緒にお茶したりお買い物に行ったりしましょう?絶対!楽しいですよ!!」と言ってくるゆかちゃんママに「絶対無理ですー!」と伝え続けるまるさん。

だんだん2人ともヒートアップしてきました。

ゆかちゃんママは急にほほ笑んで「生活レベルの違いは気にしませんから!保育園でも賃貸でも!アキくんママだけは特別ですっ!」と、上から目線で嫌なことを悪びれずに言いました。
こういうところが嫌われる原因だと全く理解できていない様子のゆかちゃんママです。

ゆかちゃんママのために怒りたくもないし、喋りたくもない。話をしても無駄だと悟ったまるさん。

努めて冷静に、「ゆかちゃんママ。」と仕切り直しました。

そして、思い切り嫌味を込めて、「セレブ幼稚園に行かれたら、気の合うお友達がたーくさんできますよ!私と違って!!」と笑顔で言い放ちました。
よほどまるさんのことが好きで、お友達でいたい様子のゆかちゃんママですが、まるで人の話を聞いていないところにドン引きです。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
まるさんの渾身の嫌味。果たしてゆかちゃんママに通じるのか疑問です。
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