[53]子どもの前では無視できない。逃げ道を塞いでから話しかけてくる執着ママにロックオンされた話|まるの育児絵日記

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前回のお話

児童館で出会ったゆかちゃんママからストーカーのように執着されるようになり怖くなったまるさんは児童館から足が遠ざかっていましたが、仲良しのマキちゃんママに誘われて久々に行ってみると、話の流れでまるさん達仲良しグループの親子4組とゆかちゃんママ親子で一緒に公園でピクニックをすることになってしまいました。ゆかちゃんママは甘いものが好きではないまるさんの息子アキくんにしつこく手作りのハーブクッキーを勧めたり、他のママに自分の食へのこだわりを押し付けたりするので「ゆかちゃんママの良かれと思っての行動が迷惑なんです」とはっきり言ったまるさん。しばらく落ち込んでいたゆかちゃんママでしたが、すぐに立ち直るとまるさんの野菜たっぷりのお弁当を見て「やっぱり私たち、気が合いますね!」とにっこり。すかさずまるさんは「たっくんママのバレッタかわいー!」と話を変えて二人で盛り上がったのですが、それから数日後、児童館で会ったゆかちゃんママはたっくんママと同じバレッタをつけていました。気付かないふりをするまるさんに自分からアピールするも素っ気ない返事を返されたゆかちゃんママは、アキくんの着ている服を見て「お金持だぁ」と一言。それよりはるかに高級なブランド服をゆかちゃんに着せているゆかちゃんママの一言にまるさんはイラッ。するとたっくんママたちが話に入って来てフリマアプリやセールで服を買うという話で盛り上がっていると、「中古で買うっていう発想がない」「セールまで待てない」とまたもやマウントを取ってくるゆかちゃんママ。みんなが呆れて離れていこうとすると、なんとゆかちゃんママは娘のゆかちゃんに「ママね、アキくんママたちに仲間はずれにされちゃった」と悲しそうに言い、まるさんはゆかちゃんから「ママをいじめないで」と言われてしまいます。

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執着ママにロックオンされた話

自分から散々マウントを取ってまるさん達を不快にしておきながら、まるさん達が離れていこうとすると娘に「仲間はずれにされちゃった」と言ったゆかちゃんママ。ゆかちゃんから「ママをいじめないで」と言われてしまったまるさんは「幼児に何言わす・・」とドン引きです。

「ママかわいそう」とママの言葉を信じて同情するゆかちゃんを見て、まるさんは「ヒィイイイイイ!!」と心の中で叫びます。

まっすぐまるさんの目を見て訴えてくるゆかちゃんに「どうする・・?なんて言えば・・?」と困ってしまうまるさん。

「ゆかちゃん、あのね・・」とまるさんがゆかちゃんに説明しようとすると、少し離れたところで見ていたゆかちゃんママが突然立ち上がり、

「アキくんママ~!」と猫なで声で話しかけてきました。まるさんがママをいじめていると勘違いしているゆかちゃんの前でわざと声をかけてきたゆかちゃんママに「おまっ、このタイミングでっ!?」と思いながらも、

「・・くっ、アキとゆかちゃんの前でフル無視はできん・・」と、子ども達の前でゆかちゃんママを無視するのはよくないと判断したまるさん。

すると、まるさんが無視できないと判断したゆかちゃんママは「あのー、木曜日にある、セレブ幼稚園の説明会・・一緒に行きましょう」とにっこり笑顔で誘ってきました。

ついさっき周りを不穏な空気にしたにもかかわらず、何事もなかったかのように誘ってくるゆかちゃんママに「は!?」とまるさんはドン引きです。

自分のマウント発言が原因でまるさん達が離れていったのに、娘のゆかちゃんに「仲間外れにされた」と告げ口し、娘の口から「ママをいじめないで」と言わせたゆかちゃんママ。まるさんが返答に困っていると、「アキくんママ~」とゆかちゃんママが話しかけてきました。まるさんは不本意ながらも子ども達の前で無視はできないと判断。ゆかちゃんママはまるさんがそう考えることを予測していたのか、断りにくい状況を作った上で「セレブ幼稚園の説明会に一緒に行きましょう」と誘ってきました。
子どもを使ってまでまるさんと仲良くなるのに必死なゆかちゃんママ・・。どれほど腹が立っていても子どもの前で無視はできないですよね。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
この流れで誘えるゆかちゃんママのメンタルには驚きです。

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