[47]「そんなの毒!」他のママの意見を全否定し自分のこだわりを語る執着ママにロックオンされた話|まるの育児絵日記

アイコンイメージ
前回のお話

児童館で出会ったゆかちゃんママからストーカーのように執着されるようになり恐怖を覚え、しばらく児童館に行くのをやめていたものの、仲良しのマキちゃんママに誘われまた児童館に行き始めたまるさん。すると、まるさんと距離を縮めようとしてグイグイくるゆかちゃんママは、まるさんやマキちゃんママ達の仲良しグループの集まりに強引に参加しようとし、「今度公園でピクニックでもしよう」とマキちゃんママが言うと一方的に日時と場所を指定。断り切れず一緒に公園でピクニックをすることになったまるさん達は、当日お弁当を持って公園に集合。しばらく遊具などで遊んでお弁当の時間になると、ゆかちゃんママが「ダージリンとローズマリーのクッキー焼いてきたんです!」と手作りクッキーを取り出し、まるさんの息子アキくんにしつこく勧めました。普段からおやつ全般を食べないアキくんが「いらない」と断ると、ゆかちゃんママは「いらない。食べない。は、作った人を傷つける『ひどい言葉』だから使っちゃダメ」と言って再びクッキーを差し出して「はい。クッキーどうぞ。『ありがとう』は?」とアキくんに迫りました。強引なゆかちゃんママに我慢できず「やめてください!息子が好まないものは無理に食べさせたくありません。アキは甘いものが好きではないのでいりません!」と強めに断ると、ゆかちゃんママはローズマリーとダージリンは記憶力や集中力の向上が期待できると的外れな説明を始めました。

1話目から読む

執着ママにロックオンされた話

ダージリンとローズマリーのクッキーを「いらない」と言っているアキくんに執拗に勧めるゆかちゃんママに強めに「いりません!」と言ったまるさんですが、ゆかちゃんママは的外れな返答をしてきました。

二人のやり取りを見ていた他のママ達も「というか・・まずはお弁当が先だし、単純に子ども向けのクッキーじゃないと思うんですけど」「子どもはバタークッキーとか、チョコチップとか。そういうのが好きですよね。アールグレイとか、とってもオシャレですけど・・大人向けかな?」と遠慮がちに言いました。

すると「え!そんなの毒じゃないですか!甘いものを摂りすぎると集中力は低下するし、大人にも子どもにも悪影響しかないですよ!小麦も然りで、だから私のクッキーはグルテンフリー・・」と自分のこだわりを熱く語り始めるゆかちゃんママ。

まるさんは「そういうの・・やめてほしいってたこパの時にも言いましたよね?ゆかちゃんママの良かれと思っての行動が迷惑なんです」とはっきりと言い、

「だから各自お弁当を持ってのピクニックにしたのに・・」とまるさんが腹立たしさを抑えながら言うと、「あ・・。・・ごめんなさい。そうでした」とすぐに謝ったゆかちゃんママ。

まるさんの指摘で一気にテンションが下がったゆかちゃんママは、しょんぼりしながら手作りクッキーをカバンにしまいました。

しかし、ゆかちゃんにお弁当を手渡すと、突然バッと顔を上げ、

みんなと和気あいあいとお弁当を食べているまるさんの後ろにすすすーっと近づき、

にこっとまるさんに満面の笑みを向けたゆかちゃんママ。落ち込んでいたと思ったら急に笑顔になって近づいてきたゆかちゃんママにまるさんは「わっ」と驚きます。

ダージリンとローズマリーのクッキーを幼いアキくんに勧めるゆかちゃんママに、他のママ達が「まずはお弁当が先だし、子ども向けのクッキーじゃないと思う」「子どもはバタークッキーとかチョコチップとかが好きですよね」と遠慮がちに言うと、ゆかちゃんママは「そんなの毒じゃないですか!」とバッサリ。さらに「甘いものは悪影響しかない。小麦も同じだから私のクッキーはグルテンフリー」とこだわりを熱く語りだすゆかちゃんママに、まるさんは「ゆかちゃんママのそういう良かれと思っての行動が迷惑なんです」とはっきり言いました。まるさんからの指摘を受けゆかちゃんママは謝ってしょんぼりクッキーをしまいましたが、すぐに笑顔になりまるさんに近づいていきました。
自分がこだわってやるのは良いですが、それを周りに押しつけたり違う考え方を批判したりしないで欲しいですよね。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
まるさんにはっきり「迷惑」と言われしょんぼりしていたゆかちゃんママですが、すぐに立ち直ったようですね。

この記事をSHAREする