執着ママにロックオンされた話


なぜかアキくんを名指しして手作りクッキーを差し出すゆかちゃんママ。

突然クッキーを差し出されてキョトンとしていたアキくんは、「クッキーいらない。アキ食べない」と首を横に振りました。それを見て「ですよね」と思ったまるさんですが、

自分のクッキーを断られたゆかちゃんママは真顔で固まります。

ゆかちゃんママの表情が変わったことに気づいたまるさんが「えっと・・アキ、『おやつ全般』食べなくて」とアキくんがクッキーを断った理由を説明し、気まずい空気を察したマキちゃんママも「お弁当の『あと』に『みんなで』いただきますねー」とフォローしてくれました。

しかし、ゆかちゃんママはアキくんをまっすぐ見下ろし「ねぇ、アキくん」と呼びかけると、

ストンとしゃがんでアキくんと目線を合わせ「ちくちく言葉とふわふわ言葉って知ってるかなぁ?」と問いかけました。

そして、「いらない。食べない。は、作った人を傷つける『ひどい言葉』なの。だから使っちゃダメ。ふわふわ言葉は『ありがとう』だよ」とアキくんに伝えると、

「はい。クッキーどうぞ。『ありがとう』は?」と再びクッキーをアキくんの前に差し出しました。
ゆかちゃんママから名指しで「アキくん、食べて」と手作りのハーブ入りクッキーを差し出されたアキくんは、「クッキーいらない。食べない」と首を横に振りました。ゆかちゃんママの表情から笑顔が消えたのを見て、まるさんは「アキ、おやつ全般食べなくて」と説明し、マキちゃんママも「お弁当のあとにみんなでいただきますね」とフォローを入れてくれました。しかしゆかちゃんママは、アキくんに「いらない。食べない。は、作った人を傷つける『ひどい言葉』だから使っちゃダメ。ふわふわ言葉は『ありがとう』だよ」と言って、いらないと言っているアキくんに「はい。クッキーどうぞ。ありがとうは?」と再びクッキーを差し出しました。
相手を傷つけないように言葉を選ぶことは大切だと思いますが、それをこんな小さな子に求めるのは無理がありますよね。そして、いらないと言っている子に食べることを強要するなんておかしいですよね。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
いらないものはいらないですよね。なぜ「ありがとう」を強要するのでしょうか。
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