[43]苦手ママとの気が重いピクニック。会った途端にマシンガントークを浴びせられドン引き。執着ママにロックオンされた話|まるの育児絵日記

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前回のお話

児童館で出会ったゆかちゃんママからストーカーのように執着されるようになり恐怖を覚え、しばらく児童館に行くのをやめていたものの、仲良しのマキちゃんママに誘われまた児童館に行き始めたまるさん。しかし、やはりゆかちゃんママは空気を読まない言動ばかり。まるさん達が仲良しグループで計画していたたこやきパーティーに強引に参加しようとしてきたゆかちゃんママでしたが、マキちゃんママが「また今度公園でピクニックとかにしよう」と押し切りたこやきパーティーの話はなくなりました。しかしホッとしたのも束の間、今度はピクニックの日程を決めるために連絡先交換をしようと迫られますが、児童館の先生が「スマホは使用禁止」と注意してくれてピンチを免れます。すると、ゆかちゃんママは「じゃあピクニックは今週の土曜日の10時にKY公園集合で」と日時と場所を指定し、「さっき皆さん『今週末予定ない』って話してましたもんね?だから行けますよね?」と断る口実を作らせません。気が進まないながらもピクニックの約束が決まってしまったまるさんは雨が降って中止になることを期待していましたが、当日の朝起きてカーテンを開けると残念ながら快晴でした。

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執着ママにロックオンされた話

ゆかちゃんママにピクニックの予定を強引に決められ行くしかなくなったまるさん。雨が降って中止になることを微かに期待していましたが、残念ながら当日は快晴でした。

まるさんは、晴れ渡る空を見て「よし!行くか!」と腹を括りました。

公園に向かう途中でマキちゃんママと合流すると、

「ごめんねー。巻き込んで。私がちゃんと断らなかったから」とまるさんが申し訳なさそうに言うと、マキちゃんママは「いやー、あのタイプは断ったら断ったで逆恨みしそうだし。ムズいよー」と同情してくれました。

二人は「ま!とりあえず五人だから!」「そやね!楽しもう!」と開き直りました。

公園に到着すると、すでにゆかちゃんママが待ち構えていました。

ゆかちゃんママはまるさん達を見つけると一目散に飛んできて「おはようございますっ!いいお天気でよかったですねっ!」とハイテンションで声をかけてきました。まるさんはゆかちゃんママの勢いに圧倒され「えぇ・・」と苦笑い。

ハイテンションのゆかちゃんママは「あれ?アキくんの着てるベストどこのですかぁ?今日はじめて見ました」「あと最近、ひゅうまの靴履いてないですね。サイズアウトしました?」「アキくんママの靴下、かわいいですね」と一方的にペラペラと話しかけてきます。

まるさんはゆかちゃんママのマシンガントークに「初っ端から・・飛ばしてんなぁ?!」と心の中でドン引きです。

ゆかちゃんママから強引にピクニックの予定を決められたまるさん達は、雨で中止になるかもしれないと淡い期待を抱いていましたが、当日は見事な快晴。腹を括ってピクニックに向かったまるさんは途中で合流したマキちゃんママに「巻き込んでごめんね」と謝ると、「あのタイプは断ると逆恨みしそうだし」と同情してくれ、開き直ってピクニックを楽しもうとお互いを励まし合い公園に向かいました。公園で待ち構えていたゆかちゃんママは、まるさん達が到着するや否やハイテンションでマシンガントークを繰り広げ、まるさんは最初からすごい勢いのゆかちゃんママにドン引きです。
どうせならピクニックを楽しもうと開き直ったまるさんですが、会った途端にこのテンションの高さだと楽しめるのか不安になりますね。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
中止になることを祈っていたまるさんとは反対に、ゆかちゃんママがこの日をどれほど楽しみにしていたのかが伝わってきますね。

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