執着ママにロックオンされた話


ゆかちゃんママにピクニックの予定を強引に決められ行くしかなくなったまるさん。雨が降って中止になることを微かに期待していましたが、残念ながら当日は快晴でした。

まるさんは、晴れ渡る空を見て「よし!行くか!」と腹を括りました。

公園に向かう途中でマキちゃんママと合流すると、

「ごめんねー。巻き込んで。私がちゃんと断らなかったから」とまるさんが申し訳なさそうに言うと、マキちゃんママは「いやー、あのタイプは断ったら断ったで逆恨みしそうだし。ムズいよー」と同情してくれました。

二人は「ま!とりあえず五人だから!」「そやね!楽しもう!」と開き直りました。

公園に到着すると、すでにゆかちゃんママが待ち構えていました。

ゆかちゃんママはまるさん達を見つけると一目散に飛んできて「おはようございますっ!いいお天気でよかったですねっ!」とハイテンションで声をかけてきました。まるさんはゆかちゃんママの勢いに圧倒され「えぇ・・」と苦笑い。

ハイテンションのゆかちゃんママは「あれ?アキくんの着てるベストどこのですかぁ?今日はじめて見ました」「あと最近、ひゅうまの靴履いてないですね。サイズアウトしました?」「アキくんママの靴下、かわいいですね」と一方的にペラペラと話しかけてきます。

まるさんはゆかちゃんママのマシンガントークに「初っ端から・・飛ばしてんなぁ?!」と心の中でドン引きです。
ゆかちゃんママから強引にピクニックの予定を決められたまるさん達は、雨で中止になるかもしれないと淡い期待を抱いていましたが、当日は見事な快晴。腹を括ってピクニックに向かったまるさんは途中で合流したマキちゃんママに「巻き込んでごめんね」と謝ると、「あのタイプは断ると逆恨みしそうだし」と同情してくれ、開き直ってピクニックを楽しもうとお互いを励まし合い公園に向かいました。公園で待ち構えていたゆかちゃんママは、まるさん達が到着するや否やハイテンションでマシンガントークを繰り広げ、まるさんは最初からすごい勢いのゆかちゃんママにドン引きです。
どうせならピクニックを楽しもうと開き直ったまるさんですが、会った途端にこのテンションの高さだと楽しめるのか不安になりますね。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
中止になることを祈っていたまるさんとは反対に、ゆかちゃんママがこの日をどれほど楽しみにしていたのかが伝わってきますね。
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