［４２］「行けますよね？」みんなの予定を把握し断る口実を作らせない執着ママにロックオンされた話｜まるの育児絵日記

執着ママにロックオンされた話

連絡先交換を免れたと思ったら、マキちゃんママがその場しのぎで言った「また今度、公園でピクニックでも」という言葉に対し「今週の土曜日の１０時にＫＹ公園集合で」といきなり日時と場所を指定してきたゆかちゃんママ。

まるさんとマキちゃんママが「・・え？」と困惑していると、「スマホだめって言われちゃったのでー、『今』決めるしかないでしょう？」とゆかちゃんママはにっこり。

そして「ちなみに土曜日の天気は晴れです。さっき皆さん、『今週末予定ない』って話してましたもんねー？だから行けますよね？」と詰め寄ると、

くるりと向きを変え「よろしくお願いしますねー。ではまた」と笑顔で手を振り去って行きました。

残されたまるさんとマキちゃんママは困惑して顔を見合わせます。

すると、さっき一緒にたこやきパーティーの計画をしていた他のママたちが「ま、みんなで行けば・・」「うん、みんなで行けば！」と二人を励ましてくれ、

「もしかしたら！雨降るかもだしっ？」「そそ。天気予報もアテになんないし！」と土曜日のピクニックが開催できないことに微かな希望を見出そうとします。

そして土曜日。朝、カーテンを開けると外は快晴。まるさん達の淡い期待は見事に打ち砕かれました。

その場しのぎの「また今度、公園でピクニックでも」という言葉に、いきなり日時と場所を指定してきたゆかちゃんママ。戸惑うまるさん達に、ゆかちゃんママは「さっき皆さん、『今週末予定ない』って話してたから行けますよね？」と断る口実を封じ、「ではまた」と笑顔で手を振って去って行きました。まるさん達は土曜日に雨が降ることに微かな期待をかけましたが・・当日は見事な快晴でした。
まるさん達の会話をしっかり聞いていて断る口実を作らせないゆかちゃんママ・・恐ろしいですね。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

［作者］まる
９歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

［編集］ママ広場編集部
いつもは嬉しいはずの快晴が、この日ばかりはちっとも嬉しくないですね。