[34]聞き耳を立て接近「えっ近っ!誘われ待ちしてるぅう!」密かに佇む執着ママにロックオンされた話|まるの育児絵日記

アイコンイメージ
前回のお話

児童館で出会ったゆかちゃんママからストーカーのように執着されるようになり恐怖を覚えたまるさんは、しばらく児童館に行くのをやめていましたが、仲良しのマキちゃんママに誘われ久々に児童館を訪れると、ゆかちゃんママに息子アキくんの発達について無神経な発言をしたり、断っても断っても執拗に幼児教室をすすめられたりして困惑。見かねた児童館の先生がたしなめると、発達障がいのチェックシートを渡してくれ、「一つもチェックが付かない子どもなんていないよ!当てはまるイコール発達障がいではないのよ」と言ってアキくんを絶賛!先生の言葉が心に沁みると実感しながら帰宅すると、ポストに荷物が!?なんだろうと開けてみると、全く同じ絵本が二冊!やっちまったと思い、フリマアプリに出品するか、児童館にもらってもらえるかと思い、児童館に聞いてみると喜んでもらってくれると言われ、翌日届けに行くことに。「無駄にならなくてよかった!」と思い翌日児童館に行くと、やっぱりゆかちゃんママが。絵本を渡そうと先生tさんと話していると、「間違って買って『いらないから』持ってきたなら、私がもらっても問題ない」そう言って、ください!!と手を出すゆかちゃんママにドン引き!すると、ゆかちゃんママが先生に詰め寄り、「・・さ」と手を出すと、恐怖のあまり「どうぞ」と渡してしまう先生。そして「アキくんママとおそろい!」とゆかちゃんママがニッコリ笑顔でお礼を言いました。

1話目から読む

執着ママにロックオンされた話

「『いらない』から持って来たなら、私がもらっても問題ない」と言い切るゆかちゃんママの発言に硬直するまるさんとマキちゃんママ。笑顔で「ください」と手を出すゆかちゃんママに恐怖を覚えました。すると、児童館の先生に近づいて「・・さ」と笑顔で言うゆかちゃんママに、驚いたあまり、言われるまま絵本を差し出す先生。るんるんしているゆかちゃんママを見て、「マジか、この人っっ!!」と心の中で叫ぶまるさんに、「アキくんママとおそろい。ありがとうございました!」とゆかちゃんママが笑顔で言いました。

そんなゆかちゃんママを見て、「うれCーーじゃねえっ!!」と毒づくまるさんは、

「・・いえ」としか言えず。
(文句を言いたいけど、これ以上関わりたくない気持ちが勝った回答)

すると、「あっ!たっくんとゆーちゃん来たよー!」とマキちゃんママが気を逸らし作戦を決行し、まるさんはすぐにそっちへ。

和気あいあいと話すまるさんとママ友達を、少し離れた所からずっと見ているゆかちゃんママ。

そして、「あ、ねぇ!今度たこパしよーよ」「わーやりたーい!」「でも焼いたことない」「なんか関西みたいー」と口々に言って盛り上がっていると、どうやら聞き耳を立てていたらしいゆかちゃんママが、

ストッっと突然しゃがみ込みました。

そして、まるさんやマキちゃんママが、ママ友達と話している近くへ、滑るようにやって来ました。

ふと気が付いたまるさんは、「えっ近っ!!いつのまに!?汗」とビックリ!「ヒーーーッ!誘われ待ちしてるぅうううう!!」と思わず鳥肌が立ちました。

半ば強引に児童館の先生から絵本を奪い、「うれCー!ありがとうございました!」とゆかちゃんママに笑顔で言われ、「うれCーじゃねぇ!!」と心の中で毒づくまるさん。すると、「たっくんとゆーちゃん来たよー!」と気を逸らすよう、ママ友が来たと声をかけてくれたマキちゃんママ。「今度たこパしよーよ」と楽しそうにママ友達と話すまるさん達のやりとりに聞き耳を立てるゆかちゃんママは、おもむろに座り込んだかと思うと、まるさん達の近くに。あまりの近さに驚き、「誘われ待ちしてるぅうううう!!」とビクビクするまるさん、こんなママ・・近くにいて欲しくないですね。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
密かに忍び寄る忍者のようなゆかちゃんママ!どうやったら逃れられるのでしょうか!?

この記事をSHAREする