「お寿司とかいつも食べられないもの頼めばよかったのに~」勝手な義姉

できあいのから揚げを買って帰ったスミレさんに、「手作りのほうが愛情あるじゃないの~」と言う義母。っていうか、自分で買いに行くこともしないくせに・・。謙虚で可愛いミコトくんの前に山盛りのから揚げを差し出したり、イチゴを内緒で食べようと言ったり、あれやこれやと世話を焼く義母の態度が、イロハと差をつけすぎていて、「あからさますぎでしょ・・」とイライラが止まりませんでした。
すると、山盛りのから揚げをイロハと2人で食べられるよう、真ん中へと移動したミコトくんを見て、「あら~!ミコトくんてば優しいのね!」と嬉しそうに言う義母が、「ありがとうしないと!イロハちゃん」と言い出すと、「みんなで食べるのに、僕の前にあったからだよ?」とミコトくんは困ったように言いました。

そして、「イロハちゃん、いちご好きだったよね?あとで食べない?」と言うミコトくんに、「うん!食べる!」と返事をするイロハ。それを見ていた義母は「・・・」何とも言えない表情をしていました。
それから少しして、「ただいま~。あ~疲れた~」そう言ってミユキさんが帰ってきました。

帰ってくるなり、「スミレさん、申し訳ないけどお茶入れて~」とまたしても私を使おうとするミユキさんに、「楽しかった?」とたずねる義母。「うん!お母さんがミコトを見ていてくれているお陰でリフレッシュできたよ~」ミユキさんがうれしそうに答えました。いや、義母は見てないし。

そしてテーブルを見て、「あれ、夕飯から揚げなの?」と義母にたずねると、「ミコトくんが食べたいって言うから」と答えるのを聞いて「ミコト~、お寿司とかいつも食べられないようなものを頼めばよかったのに~」と言い出すミユキさん。

ミユキさんの言葉を聞いて、「いやいやいや、生活費の中から出しておいてって、あなたのお母さんが言うのよ?うちに遊びに来るだけ、我が家は赤字になるんだよ!!」平然と言うミユキさんの言葉を聞いて、心の中で叫ばざるを得ませんでした。
目の前に置かれた山盛りのから揚げをそっと真ん中に移動するミコトくん。その後、帰って来たミユキさんが夕飯のから揚げを見て、「お寿司とかいつも食べられないものを頼めばよかったのに~」と平然と言い、スミレさんはビックリ!「遊びに来るだけ我が家は赤字になるんだよ!!」と心の中で叫ぶスミレさんの気持ち、同意せずにはいられませんよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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