[18完]外孫優先義母|「秘訣教えようか?」社交辞令を素直に受け止めすぎる義姉にイライラが止まらない

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前回のお話

娘のイロハちゃんよりも、夫ヒジリさんの姉ミユキさんの息子ミコトくんを贔屓する同居の義母にイライラモヤモヤする妻スミレさんは、我慢の限界が来てヒジリさんに訴えたことも。その後、ミコトくんに頼まれ、子ども達のために運転手役としてショッピングモールへ行ったものの、義母の行動にうんざりして家を出ると言うと、「出かけるならお寿司はいらないわよね」と笑顔の義母。その後、ヒジリさんから連絡があり家に帰ると、「1人前余ったから帰ってきてよかった」と言われたイラッとしたものの、「お寿司に罪はない」と気を取り直して食べることに。そこへミユキさんの夫リュウイチさんがやって来て、「皆さんで」とケーキの箱を差し出すと、今度はイロハちゃんにご褒美のポチ袋を。さらには今日の食事代ですとスミレさんに封筒を渡し、恐縮していると、ミコトくんが「お世話してくれるのはスミレさんだよ」とキッパリ。その後、義母にもミユキさんにも詰め寄り、「なんかおばあちゃんたちが意地悪してるみたいで居心地悪かったんだ」と言うと、スミレさんにちゃんとお礼しなきゃダメだよ」と詰め寄ると、リュウイチさんから改めて謝罪が、「実家でも好き勝手していい場所じゃない」とたしなめ、「スミレさんたちのご迷惑になることをしてはダメなんです」とキッパリ!すると、「あと・・これ」そう言って、ミコトくんがピンクのプレゼントを差し出したのでした。

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「こんな子に育てたミユキはすごいわ!」親バカ丸出しに呆れる

ミコトくんが話した後、「いつも甘えてばかりで申し訳ありませんでした」と謝るリュウイチさんが、ミユキさんにも今後迷惑をかけないよう注意。すると、「ミユキの実家なんだから好きにしていいのよ!」と言う義母に「それは違います」と優しく言い、「スミレさんたちのご迷惑になるようなことをしてはダメなんです。ミユキは」と言うリュウイチさんに、思わず憧れの眼差しを向けた私。すると、「あと・・これ」そう言って、ミコトくんが、何やらプレゼントを差し出しました。

ミコトくんのプレゼントはなんと私に!!「え?なにかな?」と照れながらそう聞くと、「いつもお世話になっているのでプレゼントです」そう言った後、「イロハちゃんに選んでもらって」とミコトくんが照れながら言いました。

それを聞いてピン!と来た私。「え?だから今日、イロハと出かけたいって・・」とたずねると、「はい、そうなんです」とミコトくん。すると、「まぁーーー!!なんていい子なのかしら!!こんな子に育てたミユキはすごいわ~」と義母が絶賛!

さらに、「いい子に育てたわね~。すごいわよね~。スミレさん、ありがたく受け取りなさいな」と義母が言い、「どうしてお義母さんが出てくるかね・・」と呆れたものの、「本当にありがとう。でも気を使わなくていいからね。いつでも遊びに来てね」とミコトくんに言った後、

「こんな素敵な子に育つなんて羨ましいです」と言うと、「そうよ~。子育ての方法とか聞いた方がいいかもしれないわね」と義母が言い、「秘訣教えようか?」とミユキさん。お世辞で言っただけなのに・・とイラッとするスミレさんに、

「反面教師ですよ。いつもお母さんとおばあちゃんがすみません」と耳元でささやくミコトくん。それを聞いて、二人で思わず笑ってしまいました。

ミコトくんにプレゼントを差し出されたのは・・なんとスミレさん!「いつもお世話になっているので・・」と、イロハちゃんと選んでくれたのでした。すると、「なんていい子!こんな子に育てたミユキはすごい!」と言い出す義母に呆れたスミレさんが、あらためてミコトくんにお礼を言った後、「こんな素敵な子に育つなんて羨ましいです」と言うと、「秘訣教えようか?」と調子に乗るミユキさんと義母にイラッ。すると、耳元で「反面教師ですよ。いつもお母さんとおばあちゃんがすみません」と囁くミコトくん。本当、義母と母親を除けば、なんて素晴らしい家族!ミコトくんに、教育し直してもらいたいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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