[12]外孫優先義母|嫁は即排除「お寿司はいらないわよね?」夫の分までたかるがめつい義姉

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前回のお話

娘のイロハちゃんよりも、夫ヒジリさんの姉ミユキさんの息子ミコトくんを贔屓する同居の義母にイライラモヤモヤするスミレさん。連絡もなくミコトくんを連れて来るミユキさんに、義母は大喜びするも、実際にお世話を全部指示されるのはスミレさん。自分で孫を見ないなら安請け合いしないで欲しいと思っていると、ミコトくんへのご褒美にと翌日のお買い物を義母が提案。イロハちゃんには無関心なのに、ミコトくんにばかり・・とモヤモヤするスミレさんは、「車出してくれない?」と言われ、「明日は予定があって・・」と咄嗟に断りました。すると仕事帰りのヒジリさんにまで文句を言い全く諦めない義母。その後、ヒジリさんに予定はないと話すスミレさんに、「嘘ついたの?」と聞き返すヒジリさん。スミレさんはこれまでの不満が爆発し、イロハちゃんの前でミコトくんを贔屓する義母のことを訴え、「謝るんじゃなくてなんとかしてよ!」とヒジリさんに詰め寄りました。翌朝、いちごを食べているイロハちゃんにミコトくんのだと言い張る義母。すると、「このいちごはイロハちゃんのだよ」とミコトくん!その後、「イロハちゃんと一緒に出かけできますか?」と言われたスミレさんは、義母のためではなく、子ども達のために運転手役を買って出てショッピングモールへ。楽しそうな子ども達を眺めていると、買い物が終わったから帰りましょうと急かす義母を「自分勝手すぎるだろ!!」と心の中で罵るのでした。

1話目から読む

「僕の服はもう買わなくていいからね」遠慮するできた外孫

結局、翌日はイロハとミコトくんのためにと運転手役としてショッピングモールに行った私。義母とミユキさんは買い物、イロハとミコトくんと一緒にモールの中をいろいろ回っていると、「こっちの用事は済ませたので帰りましょう」と言い出す義母!「すみません。こちらはまだ・・」と伝えるも、何度もメッセージで急かされた挙句、「疲れたのよ。早く帰りたいの」と勝手なことを言い出す義母に「自分勝手すぎるだろ!?」と呆れつつ、子ども達に伝えて帰ることにしたのでした。

そして帰宅。
山盛りの買い物をして大満足の義母とミユキさんは、「今回もいろいろ買ってくれてありがとう~」「いいのよ~」と楽しそうにおしゃべり。そして「ミコトくん!見て!お洋服!おばあちゃん選んだの!」うれしそうに義母がTシャツを差し出して、

「どうかしら~気に入るかしら~?」と言うと、「うん。いつもありがとう」と冷静なミコトくんは、「でも、僕の服はもう買わなくていいからね」と言い、「あらどうして?おばあちゃんに気を使わなくてもいいのよ~」と慌てる義母。

そのやりとりを聞いていた私は、「イロハの服なんて買ってくれたこともないくせに・・何が気を使わなくてもだよ!!」と怒り心頭!
そして、「ダメだ・・ここにいたらイライラする」そう思い、「すみません。用事済ませてくるんで、私出かけます」そう言って出かけることにしました。

すると、「2人とも夕飯は食べて帰る?お寿司でもとる?」と義母が言うと、「あっそうしようかな~」とうれしそうなミユキさん。そして、「スミレさんは出かけるなら、お寿司はいらないわよね?」と義母が笑顔で言いました。

「リュウイチくんにお迎えの連絡するから、リュウイチくんの分も頼んで欲しいかも」と平然と言うミユキさんに、「そうね、そうねそうしましょ!」と笑顔で言う義母。
そんな二人のやりとりを「どうぞご勝手に!!」そう心の中で呟いて、私は家を出ました。

洋服に食材・・ありとあらゆるものを満足するまで買い物して帰ってきた義母とミユキさん。そして義母がミコトくんに洋服を差し出すと、「ありがとう。でももう買わなくていいからね」と言うミコトくん。それを聞いて、イロハちゃんには一度も服なんて買ってもらったことがないのにとイラつくスミレさん。「ここにいるとイライラする」と出かけると伝えると、「スミレさんはお寿司はいらないわよね?」と笑顔で言う義母、ミユキさんはご主人の分まで平気で頼んでと言うし、似た者親子というか・・本当スミレさん、一刻も早くこの家から出た方が良いと思います!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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