前回の話
良し男さんを逆恨みしてセクハラとパワハラを受けていると偽りの主張をする後輩女性ふり子さんは、背苦腹さんの証言があると言った良し男さんに「口裏合わせしてるかもしれない。そんなの証拠にならない」と言いました。その言葉に、ふり子さんがハラスメントの証拠として挙げた数々の証言も口裏合わせの可能性があると指摘した良し男さん。二人の食い違う主張を聞いていた部長も、ふり子さんの主張に矛盾を感じると言い「もし主張が虚偽だった場合、相応の措置をとる」と告げたのでした。
外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~【328】
「では本日の面談はこれで終了です」と部長が二人に告げ、二度目の面談が終了しました。ふり子さんの表情には焦りが見えます。
「証言さえ・・・証言さえ嘘とばれなければ大丈夫・・・。あの男のせいで何で私が」と、ここまできても自分の行いを反省しないふり子さん。
面談から数週間後。良し男さんは会議室に呼ばれました。
そこで待っていたのは部長と課長。「外面君、お疲れ様です。さっそくですが」と部長が口を開きます。
部長は、証言をしてくれた社員からの聞き取り結果を良し男さんに伝えます。
ふり子さんにピアスを贈ったというぴあ須さんにも聞き取りをし、プレゼントしたのは本当だと確認が取れたようです。
「その件でふり子さんとも面談をしましたので、その時の状況と会社側の判断をお伝えいたします」と、良し男さんのハラスメント疑惑についての会社側の判断がついに下されます。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
いよいよですね。会社はどのように判断したのでしょうか。