前回の話
自分に振り向かなかったことへの腹いせにセクハラ、パワハラをでっちあげた後輩女性のふり子さんと、部長と課長を交えて面談をする良し男さん。良し男さんが和解を持ちかけても「私はセクハラ、パワハラをされました。自分のした事を認めて下さい」と折れないふり子さん。家族のためにも潔白を証明したい良し男さんはハラスメントをきっぱり否定し、「これが証拠です」と言ってボイスレコーダーを取り出しました。
外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~【322】
「これは?」良し男さんが証拠として提出したボイスレコーダーを見て部長が聞きました。
「僕とふり子さんの会話が録音されています・・・」
「27日の・・・飲み会後の・・・会話です」良し男さんは録音されている内容を言いづらそうに部長に説明しました。
良し男さんはすみれさんと話し合ったときに「これ一応持ってて」とボイスレコーダーを渡されており、飲み会後にふり子さんに呼び出されたときの会話を録音していたのでした。
すみれさんは「スマホで録音しても良いけど、電話とかきて出ると録音中断されるし、面倒だからボイレコが確実かな」と言ってボイスレコーダーを渡しました。
「本当はこんな事したくないし、ふり子が諦めてくれるのが一番いいんだけどね・・・」と言っていたすみれさん。できれば使いたくなかった切り札を良し男さんは出したのです。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
ふり子さんがもっと早く諦めてくれていたら、良し男さんがボイスレコーダーを使うこともなかったのでしょうね。