前回の話
すみれさんの夫である良し男さんを狙う会社の後輩ふり子さんは、良し男さんの気を引きつつ妻のすみれさんはモラハラだと信じ込ませ夫婦関係の破綻を目論む計算高い女性。良し男さんとふり子さんの関係を疑っていた同僚のマキさんからすみれさんに何か話がいっているかもしれないと考えたふり子さんは、噂好きなサワさんを味方につけてマキさんが自分達のことを探っていないかパトロールさせ監視していました。しかし、その行動を先読みしていたすみれさんの「マキがこれ以上行動するのは危険だと思う」というアドバイスによりマキさんは社内での情報集めを控えていたためサワさんの監視に引っかかることはありませんでした。
外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~【244】
「誰にも知られることなく実行できる他の方法で協力しよう」ふり子さんに探っていることがバレる可能性があるため社内での情報集めはできないけれど、何か別の形ですみれさんの力になりたいと考えたマキさん。
良し男さんは、実家に帰ってしまったすみれさんのことで頭がいっぱい。ふり子さんの本当の狙いを知らない良し男さんは、すみれさんが帰ってくるまで毎週水曜日にふり子さんに相談に乗ってもらう約束をしていました。
「すみれ・・・モラハラだったなんて気付けなくてごめん!!!今こそ夫婦で乗り越えるとき!!!」すっかりふり子さんに洗脳されすみれさんはモラハラだと思い込んでいる良し男さんは、すみれさんのモラハラをなんとかしようと意気込んでいます。
「私の協力が少しでも役に立つと良いけど・・・」マキさんは仕事をしながらすみれさんのことを想っていました。
先日の電話の際、良し男さんが飲み会の二次会に参加したかを知りたがっていたすみれさんのために社内で探りを入れようとしたマキさんですが、ふり子さんを警戒したすみれさんから止められ二次会の件は社内で聞かないことにしました。「他に何かできることある?」と聞くと、「こんな事・・・頼むの申し訳ないんだけど・・・」とすみれさんが申し訳なさそうに口を開きます。
「マキよりも早く良し男が退勤した日があったら・・・その日時を私に教えてもらうことってできる・・・?」すみれさんからのお願いは、良し男さんが早く退勤したら自分に教えてほしいというものでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
マキさんのすみれさんを想う気持ちが嬉しいですね!