夫が週末に会いに行ったのは不倫相手ではなく妻だった。外面が良い夫の本性は不倫男だった【２３１】｜岡田ももえと申します

2024-08-10

岡田ももえ

前回の話
妻すみれさんが夫の言動がいつもと違うことで不倫を疑うも証拠が見つからず、育児疲れも重なりストレスに耐えられなくなって娘のほの香ちゃんを連れて実家に帰ってしまいましたが、夫の良し男さんはなぜすみれさんがいつもイライラしているのか、すぐ怒るのか、そしてなぜ出て行ってしまったのかまるで理解できず会社で好意を寄せているふり子さんに相談しました。でも実はふり子さんは年収の高い良し男さんを狙っており、すみれさんへのストレスや実家に帰ったことも全て夫婦を別れさせるためのふり子さんの計画の上で良し男さんが操られていたのです。

外面がいい夫の本性について～外面の良い夫が不倫してました～【２３１】

親身になるふりをして良し男さんの行動やすみれさんの動きを探るふり子さんです。

土曜日、良し男さんが出掛けたのはすみれさんの実家でした。その日の行動もふり子さんに報告する良し男さん。

妻の実家に行ったという良し男さん、実は正確には実家の近くまで行ってウロウロしていました。

自宅に仕掛けた監視カメラの映像を確認し、良し男さんが土曜日のお昼頃に外出して翌日の夜に帰宅していたことから不倫相手に会いに行ったのかと思っていたすみれさん。

しかし、ちょうど土曜日に自分宛てに大量に届いていたメッセージのタイミングと照らし合わせ、良し男さんが外泊していたのは不倫相手に会うためではなく、自分の実家に来ていたからだと推測します。

「会えなかったんですか？」と、心配そうな顔をしてふり子さんは聞きました。
「うん、返信無かったし・・・もっと怒らせるかもしれないから帰って来た」と良し男さん。実家の前まで行ったものの、中まで入る勇気はなかったようです。

落ち込んだ様子の良し男さんに、ふり子さんはどこまでも優しく話を聞いてくれました。