妻の不安に気付いても同僚に制止され伝えられない「怪しい女」の存在。外面が良い夫の本性は不倫男だった【229】|岡田ももえと申します

前回の話
夫良し男さんの不倫を疑う妻すみれさんは、育児疲れも重なりストレスとイライラに耐えられなくなり、娘ほの香ちゃんを連れて実家に帰ってしまいました。自宅を出る時に設置しておいた監視カメラの映像を確認すると、普段通りに過ごしていた良し男さんが、週末に外泊したことがわかりました。

外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~【229】


良し男さんが週末に外泊したことが分かった日曜日。悩んでいたすみれさんは思い切ってスマホを取りました。

そして、元同僚であり、良し男さんと同じ会社で働くマキさんとマリコさんに連絡したのです。『久しぶり!2人とも元気?』

『夫が最近ボーっとしてる事多くてさ』というすみれさんからのメッセージを見て、マキさんはピンときました。
(これってもしかしてすみれも何か気付いた!?)

『そうなんだ!会社では真面目にしっかり仕事してるよー?愛妻家羨ましい』とマリコさんからは書き込みがありましたが、マキさんはどうしようか悩んでいました。マキさんは会社で良し男さんとふり子さんが怪しいと思って監視していたところ、それに気づいたふり子さんの策略によってストーカーの濡れ衣を着せられて上司から注意を受けた上にふり子さんへの接近禁止となっているのです。
するとそこへマキさんへ個人チャットに連絡が入りました。

個人チャットはマリコさんから『マキ分かってるよね?前から言ってるけど不倫される方も悪いからね。お節介が一番うざいよ』という怖いメッセージでした。以前、ふり子さんが怪しいことをすみれさんに伝えるべきかをマリコさんに相談したとき、マリコさんは猛反対していたのです。

『真面目に仕事してるよ!』とりあえず、グループチャットには当たり障りのないことを書きこんだマキさんの脳裏には、以前マリコさんに言われた「夫婦仲が壊れたら責任とれるの?」という言葉が浮かんでいました。すみれごめんね、と心の中で思いました。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
同僚にそれとなく良し男さんの様子を聞いたすみれさんでしたが、マキさんは本当のことが伝えられませんでしたね。けれど、証拠も無く怪しいと思う女性がいると伝えることが正しいのかどうかは、やはり迷ってしまいますよね。

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