相談に乗るふりをする女の頭の中は真剣に悩む夫ではなく夫の年収だった。外面が良い夫の本性は不倫男だった【２２６】｜岡田ももえと申します

2024-08-06

岡田ももえ

前回の話
妻すみれさんが娘ほの香ちゃんを連れて結婚記念日に実家に帰ってしまった良し男さん。電話もメッセージも無視されて激しく動揺して連絡をした相手はふり子さんでした。ところがすみれさんが実家に帰ることを確信し、全て計画通りに進んでいるふり子さんは笑いが止まりません。一方で夫の不倫の疑いをどうしても払拭できないすみれさんは、実家に帰る際に自宅に監視カメラを設置していました。

外面がいい夫の本性について～外面の良い夫が不倫してました～【２２６】

ふり子さんは本当は笑いが止まらないくせに、『外面さんには私という味方がいるじゃないですか。一緒に考えましょう』と良し男さんに寄り添うメッセージを送りました。

ふり子さんからの優しいメッセージに本気で（なんて良い子なんだ！！）と感動する良し男さんです。

次の相談会をいつにするかのやり取りをしつつ、ふり子さんは計画のことを考えていました。

（夫の不倫を疑ってるのに実家に帰るなんて変だよね）
鋭いふり子さん。妻が何か企んでいるのではないかと予想していました。

それでも、奥さんが探ったところで自分が不利になることは無いと確信するふり子さんの頭の中には、良し男さんというよりは「年収１，０００万円以上」の文字しかありませんでした。
次の話
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。