結婚記念日に誰も待たない家に帰宅した夫。外面が良い夫の本性は不倫男だった【222】|岡田ももえと申します

前回の話
育児の疲れや夫の不倫の疑いなどのストレスに耐えられず実家に帰ると妻すみれさんに宣言されながらも、帰るはずがないと良し男さんが確信していた理由は、毎年一緒に祝おうと約束している結婚記念日を控えているからでした。ところが夫婦を離婚させようと企んでいるふり子さんは自分は味方だと良し男さんにアピールしながらも内心ではすみれさんは必ず実家に帰ると確信していました。

外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~【222】


3日後に控えた結婚記念日を一緒に祝うのだから、本当にすみれさんが実家に帰ってしまうことなどないと信じたい良し男さんは、急いで帰宅しました。

家の中はしんとしていました。
「すみれ帰ったよ!すみれ、ほの香!!」大声で名前を呼ぶ良し男さんの顔はかなり焦っていました。

必死な良し男さんの背後でガチャッと開く扉。すみれさんは家にいました!

ホッとしながらも「なに隠れてんの!!」とすみれさんに思わず当たってしまいましたが、ただ家にいてトイレに入っていただけのすみれさんに良し男さんの焦りの意味がわかるはずもありません。

ご飯の前に寝てしまったほの香ちゃんが起きたらお風呂に入れるように良し男さんに指示をするすみれさんの背中はいつも通りでした。良し男さんはあらためて、すみれさんが実家に帰ることは無いと確信したのです。

結婚記念日当日、良し男さんは誰もいない部屋に帰ることになるとは思っていませんでした。

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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
すみれさんは本気だったようですね。

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