前回の話
同じ会社で働く女性ふり子さんに好意を持っている夫の良し男さん、ふり子さんに言われたままスマホのパスワードを変更したり、妻すみれさんが喜びもしないような「くらだない」サプライズを実行したりしていました。そんな良し男さんを、すみれさんは「絶対に怪しい」と思っているものの、いつも確証が掴めず、「今回こそは絶対に証拠が出てくる」と思ったのですが、頭痛がひどくなり話は中断されることに。サプライズを「くらだない」と言った途端反論し始めた良し男さんをますます怪しいと思い、「不倫相手の女が私への嫌がらせに計画して、良し男に実行させたのかと思ったのに」と推理は完全に事実と一致していたのでした。そしてその頃良し男さんはスマホに届いた連絡をじっと見つめていたのでした。
外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~【205】
あまりにひどい頭痛を抱え、すみれさんは薬局に行くことにしました。
「緊張型頭痛か。最近のストレスが原因だな・・」そう思いながらも、「家に帰ったら、良し男が答えなかったあの事」と、すみれさんは途中になってしまった話し合いのことを思い出しました。
「本当にあのサプライズは『良し男が考えたのか』それをもう一度確かめよう」すみれさんは、子育ての先輩として突然義母を家に来させたサプライズを、良し男さんが考えたとはどうしても思えないのでした。
「徹底的に問い詰め・・」薬局から家までの帰り道、すみれさんが歩きながら考えていると、少し先に見たことのある人が2人いました。立ち話をしている2人をすみれさんがじっと見つめます。
すると突然「んうっ!?」1人の人・・なんとそれは義母の姉やば美さんでした!やば美さんは驚いた様子で何か言ったかと思うと、突然走り出しました。それを見て驚くすみれさん。
良し男さんを問い詰めるはずが頭痛がひどく中断してしまったことが悔やまれるすみれさん、まずは頭痛を治したいと薬局に行きました。考えても考えても腑に落ちない「本当に良し男がサプライズを考えたのか」帰ったらそれを確認しようと思い、薬局を出て歩いていると、目の前に2人の人が・・!それは近隣住民の田辺さんと、田辺さんに話しかけているやば美さんでした。すみれさんに気づいたやば美さんは「んうっ!?」と声をあげるとなぜか走り去ってしまったのでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
[編集コメント]ママ広場編集部
確実に怪しいけれど、攪乱されて確たる証拠が見つからない!すみれさんのもどかしさが伝わります!!