ご自身や知人の実話体験談を描いている岡田ももえさんから、今回は知人女性すみれさんが体験した実際のお話です。すみれさんは夫の良し男さんと娘のほの香ちゃんの3人家族。育休中のすみれさんは、仕事に専念したいと言う良し男さんのため家事育児をワンオペでこなす日々・・・。
【1】外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~
職場恋愛を経て結婚したすみれさんと良し男さん。
すみれさんは娘のほの香ちゃんを出産し、現在は育休中です。
「俺、昨日朝は米食べたいって言ったのに」
食卓に用意されたパンを見て良し男さんが不満を漏らします。
「ほの香の夜泣きで一昨日からほとんど寝れてないし時間がなかったの。
明日はご飯作るから・・・」
すみれさんがそう答えているさなか、ほの香ちゃんが泣き出します。
「ほの香どうしたの~大丈夫よ~」
「なら野菜くらいは用意して欲しいかも」
泣いているほの香ちゃんをあやすすみれさんにさらに要求をする良し男さん。
身支度を整えた良し男さんは、すみれさんにこう伝えました。
「すみれ、俺達約束したよね。昇進がかかってるから今はさ、俺は仕事に専念。
すみれは家事・育児でお互い頑張ろうってさっ!」
さらに・・・
「育児は大変だよ。分かる、分かるよ。
けどさ、俺が仕事しやすいように頑張って欲しいんだ。
行ってきます」
そう言って仕事へ行った良し男さん。
良し男さんのこの言葉にすみれさんはこう思いました。
「育児が大変なんて夫が分かる訳ない。ワンオペなんだから」
しばらくしてようやくほの香ちゃんが泣き止み寝てくれました。
すみれさんがふと部屋の床を見ると、良し男さんの靴下が落ちているのが目に留まります。
「靴下脱ぎっぱなし・・・」
「昇進がかかってるから協力して欲しいって言われて、家の事は任せてとは言ったよ。
言ったけどさ・・・さすがに任せすぎだろ・・・!!!」
良し男さんの脱ぎっぱなしの靴下を拾いながら、沸々と怒りがこみ上げてくるすみれさんでした。
続きます。
岡田ももえ
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育児を全くしていないのに「分かるよ」と言われても・・・(汗)それに、家事育児を任せたからといっても、せめて自分の身の回りのことくらいは自分でやって欲しいものですね・・・。
[ママ広場編集部]