子どもの集中力が続かない時はどうすればいい?家庭での接し方は「楽しい」がポイント

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3. 勉強の場所は「どこでもOK」

勉強は机に向かって、まっすぐ姿勢を正して・・・というイメージがあるかもしれませんが、実はどこで勉強してもいいのです。
リビング、勉強部屋、ベランダ、時にはベッドの上でもかまいません。
 大切なのは「自分に合った場所」に気づいていくこと。
勉強してみて、「ここだと集中できないな」と感じる経験を通して、子どもは少しずつ“自分の集中できる場所”を見つけていきます。
親が無理に「この部屋で勉強しなさい」と決めつけるのではなく、本人に選ばせてあげることが、結果的に集中を引き出す一歩になります。

4. オススメの集中力アップ法

テニスボールを2個用意します。家で勉強する前に、たった3分!このテニスボールを2個積み上げる練習をしてみましょう。コツを掴むまでは少し時間がかかるかもしれませんが、慣れてくればすぐにボールを積むことができます。たったこれだけで驚異的に集中力がアップし、記憶力が上がったり、勉強効率が高まりますので、ぜひ遊び気分でお試しください。

おわりに:「集中できない」のは悪いことではない

「集中できない子=だらしない子」と思われがちですが、そんなことはありません。

子どもたちは皆、集中する力を持っています。
 ただその対象が、今は「ゲーム」や「遊び」かもしれないだけのこと。
 それを「勉強」に少しずつ移していくために、「環境」「興味」「声かけ」「場所」などを工夫していくのが、私たち大人の役目です。

何より大切なのは、「集中しなさい!」と押しつけるのではなく、子どもが“自分で集中したくなる”ように導いてあげること。
 それは、親のほんの少しの関心と共感から始まります。

今日から、子どもの「やりたい」に寄り添う声かけを、ぜひ試してみてください。
 きっと、今までとは少し違うお子さんの表情に出会えるはずです。

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