もうすぐ、入学式を迎えられるというお宅も多いのではないでしょうか?
小学生になるという喜びと、保育園を離れるという不安。
小学校は、保育園に通っていたころと違って、手厚いサービスはほぼありません。
日ごろ、保育園の先生方をどれがけ頼っていたか……!
これは、お子さんが保育園→小学校を経験されたお母さんなら、誰しも一度は感じるのではないでしょうか。
私も最初のころは保育園の環境が恋しくて仕方ありませんでした。
でも、今の私は、保育園時代よりも楽に仕事ができているといえます。
小1の壁もなんのその?! な、川崎市在住の我が家流のフルタイム母+小学生の過ごし方を、ちょっとご紹介いたします!
大体の選択肢は3つ! 放課後どうやって過ごさせる??
小学1年生は遅くても14時頃には帰宅してしまうので、そこからの時間帯をどうするかが、ワーキングマザーにとって最も重要な問題になります。
1):市町村が運営している学童
2):企業が運営している預かりサービス
3):自宅(いわゆるかぎっ子状態)
保育園時代のお母さん方や自分の友人と話しても、
だいたいがこの3パターンになっていました。
とは言え、
小学校1年生の最初から3)自宅(いわゆるかぎっ子状態)
を選択していたのは、お兄ちゃんお姉ちゃんが複数人いるお宅のみ。
2)企業が運営している預かりサービスは、私立の保育園やスポーツジムなど、さまざまな企業が様々な特色で運営していて、選択肢の幅はとても広いです。
英語教育、スポーツ、書道、そろばんなどがその場で習えるタイプもあれば、習い事がある場所まで送迎してくれるサービスまで、本当に様々。
夜の10時や11時まで預かり、きちんとした夕食を用意してくれて、さらには子どもを家まで送ってくれるなんて言う手厚いサービスがあるところも!
ただし、¥10万/月以上のところもあって、とってもお高い!!!
企業が運営している預かりサービスを選択されていたお宅は、
ご両親の帰宅がとても遅く時間も不規則だったり、少し裕福だったりするお宅、
習い事などの教育に熱心な方が多かったという印象ですね(我が家ではムリでした)。
我が家もそうですが、毎日そんなには遅くならない(19時までには帰れる)、
そこまでお金をかけたくないなど、いろいろな条件を考えると
1)市町村が運営している学童を選ばれる方がいちばん多いのではないでしょうか?
周りを見ても、8割以上が市町村が運営している学童を選んでいたように感じました。
では、実際に①市町村の運営する学童ってどういうもので、何をしてくれるのでしょうか?
市町村が運営する学童、川崎市「わくわくプラザ」場合
川崎市には「わくわくプラザ(通称:わく)」という施設があり、
子どもたちは通常18時までそこで過ごすことができます(延長もあり、その場合は19時まで)。
わくの最大のメリットは、施設が学校内にあること。
放課後、子どもだけで遠くまで移動させることに不安があったので、これはとても助かりました。
また、両親が働いている子供だけの施設ではないので、
申し込みをするだけで利用できるというのもとてもありがたいと思いました
(収入を証明したり、会社から在籍証明もらったり、意外と保育園の申し込みって結構面倒ですよね。何より落選もあるし……)。
何といっても18時までの利用料は無料!!
(おやつを出してもらいたいなら¥110/1日、19時まで延長する場合は¥2500/月必要でした)
毎朝、利用者用のカードに、何時まで利用するかを記載して送り出すだけでOK!
また、入学式前の4/1から利用できたので、同じ保育園から同じ小学校へ通う子がいなかった我が家の子どもにとって、学校が始まる前に友達を作ることができたのもとても大きかったです。
わく、ありがとう! 川崎市、ありがとう!!
といった感じでスタートしたのですが……。
わくには、17時までの帰宅なら子どもはそのまま帰宅させるが、
それ以降の帰宅の場合は誰かが迎えに行くというルールがありました。
17時半まで仕事をしていたため、私はどうやっても18時には間に合わず、延長を申し込み。
仕事が終わると→職場近くの保育園(長女)→小学校(長男)→自宅というサイクルで、
新しい生活が始まったのですが。
意外とこれが大変でした!!
今まで1か所で済んでいたお迎えが、2か所に。
小学校までは徒歩10分強とはいえ、往復となるとかなりの負担。
慣れない学校生活で子どもはクタクタ、ご飯を用意している間にうとうとしてしまうなんてこともありました。
最終お迎え時間の19時というのも、ほとんどの日は18時半ごろに迎えに行くことができていたのですが、たまに残業したい仕事量の時などは、持ち帰ったり翌朝早めに来たりして乗り切りました。
わくでは宿題も済ませておいてくれるのが、本当に助かりましたし、スタッフの方に将棋や囲碁など、私では一緒に遊べない(ルール知りません)ゲームを教わるなど、貴重な体験をさせてもらいました。
他の市町村についてはあまり詳しくありませんが、友人などに話を聞いても、川崎市の学童保育は恵まれているといえるかもしれません。
毎日迎えに行くのは正直しんどい…そしてついにかぎっ子デビュー!!
ギリギリの中で毎日を回していましたが、やはり、2か所のお迎えというのはかなりしんどい……。
長男も少しずつしっかりしてきているし、私は第二段階へとランクアップの検討を始めました。
それは、
「わくで過ごす→17時:1人で帰宅→自宅で待つ→18時過ぎ:母帰宅」
という、長男が1時間ほど1人でお留守番をするという時間できてしまうのですが、迎えに行く必要がないという(私にとって)楽なプラン。
長男自身は、1人でお留守番は平気なタイプで、母が帰宅するまでがゲームタイムとなったのもあって、むしろ大喜び。
わくはもともと17時までの子が多く、友達と一緒に帰宅できる代いうのもうれしかったようです。
帰宅後は、家に置きっぱなしのipadにLINEを入れ、そちらから連絡するよう約束しました。
問題は、カギをどうするか。
忘れ物王と言っても過言ではない長男に、自宅のカギを預けるというのは、なかなか難しい!
で、最初に購入したのはHon&Guan 鍵収納BOX キーボックス 南京錠 ダイヤル式でした。
カギを玄関に設置しておくタイプです。
4ケタの暗証番号は、長男でもなんとか覚えてられそうだし、学校にカギを落としてくる心配はない。
パッと見でわからないよう、キーボックス自身も玄関横の物置に隠すように設置。
心配していた暗証番号忘れもなく、順調かと思われましたが、しかし!!
余りにも私がいい加減なタイプなので、朝カギの設置を忘れてしまうというアクシデントが!!
忘れると、昼休みに会社から大慌てで帰宅したり、そこそこ近所に住む私の母親にお願いしたり、と100%私が原因ですが、トラブル多発でした(朝、自分がかけたカギを設置するだけでよいので、カギを増やす必要もなく、私がカギを設置することさえ忘れなければ、本当に良いアイテムでした……)。
そのため、長男にカギを持たせるスタイルへとチェンジ。
ただし、長男も母親似で、忘れる・なくすことに関しての信頼は低いタイプ……そこで、主人と相談のうえ購入したのがダイケン キーバック 0.6mステンチェーン カラビナ付です!
山登りなどのアウトドアでも使えるという、頑丈さが売りのキーホルダー。
ランドセルにこれでカギを取り付けて、ランドセルからは簡単にカギが外れないようにしました。
ランドセルを学校に忘れてくることはさすがにないだろうということで……。
結果、これがうちには一番うまくいきました。
現在、長男は小4ですが、一度もカギを忘れたりなくしたりすることなく使用しています。
小2の娘のランドセルにも取り付け済みで、今のところ何の問題もナシ!
2人ともすでにわくには通わず、毎日、2人で何とかお留守番。
最近では、私が帰るまでに「お米とぎ」「お風呂掃除」「リビングにクイックルワイパーをかける」など、簡単なお手伝いもお願いしちゃってます。
私自身は、職場と家の往復のみとなったうえ、家に帰ればお風呂や床がキレイになっていたり、お米が炊けていたり……と、最近は主人と2人暮らしだった頃より楽になったかも??
小1の壁。
乗り切るためには、周りの協力も、自分のがんばりも必要で大変です。
でも、子どもはどんどん成長してくれるので、時間が経てば意外と何とかなる!
我が家は少しずつ、
「子供の面倒と仕事の両立、どうしよう?」という段階から
「子供に助けられて仕事する」に変わってきたように感じます。
母がいい加減でも、子どもは育つんだなぁと、日々周りに感謝でいっぱいです。
この記事は過去の記事をリライトして再度公開しております。