[5]親友の彼氏|連絡先を交換したことをきっかけに距離を縮めた親友と好きな人に焦りを隠せない

アイコンイメージ
前回のお話

アユさんには、大学時代にサユリさんという親友がいました。男勝りなアユさんに対し、サユリさんは小柄で可愛くてまさに守ってあげたくなるような女の子。そのせいか男性からの人気も高く、デートのお誘いが絶えません。でも本人はまったく興味なし。いつもアユさんを最優先してデートの誘いを断っていました。そんなある日、サユリさんはとある講義をきっかけに、アユさんに好きな人がいることを知ってしまいます。アユさんの恋路を邪魔しないよう気を遣うサユリさんでしたが、それから1週間が経ったある日のこと、アユさんは恋人同士のような距離感で親しげに話すサユリさんとタクマさんの姿を目撃してしまいます。仲良くなる素振りなんてなかったのに、お互いを呼び捨てで呼び合うほど距離が縮まった2人に、アユさんは言葉にできない複雑な気持ちを抱いてしまいました。

1話目から読む

たまに連絡が来る程度なのに呼び捨て?

1週間前に2人を紹介し合ったときは、特別仲良くなる素振りなんてまったくありませんでした。それなのに、いつの間にこんなに距離が縮まったのでしょうか。この短い期間で、タクマさんと私よりも親しくなっていたサユリに対して、言葉にできない複雑な気持ちを抱きました。

2人が距離を縮めたきっかけが気になった私は、思い切ってサユリに聞いてみることにしました。「・・・ねぇサユリ、タクマさんといつのまに仲良くなったの?お互いのこと呼び捨てで呼んでるし、びっくりしちゃった」そう言うと、サユリはきょとんとした顔で私を見つめます。

サユリは不思議そうに首をかしげると「そんなに仲良くないよ?ただ、先週アユがサークルに行ったあとにさ・・・」と、事の経緯を話し始めました。

私と別れたあと、しばらく教室に残っていたサユリ。そこへ、タクマさんが私を探しにやって来ました。「アユはサークルに行きましたよ」と伝えると、「そーなの?じゃサユリちゃんもくればいーじゃん」と、タクマさんに誘われたのだとか。しかし、用事があったサユリはタクマさんの誘いを断ったそうです。

すると、タクマさんはスマホを取り出して「場所送るよ、間に合うならくればいーじゃん!サユリちゃんの連絡先教えてくれる?」とサユリにたずねます。サユリは「アユの知り合いなら」と思い、連絡先を交換したそうです。

今ではたまに連絡が来るくらいで、それ以上の関係は何もないのだと、サユリは笑いながら話しました。私は「へ、へ~」と相づちを打ちながらも、呼び捨てで呼び合っていることへのモヤモヤをどうしても隠しきれずにいました。するとサユリが、ふと何かに気づいたように「あ!もしかして」と口にしたのです。

可愛くて守ってあげたくなるような親友が、好きな人と急に距離を縮めていたら、誰だって気になってしまいますよね。しかも、自分だってまだ呼び捨てでなんて呼べていないのに・・・アユさんが複雑な気持ちになるのも無理はありません。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん

最新のコメント
  • まだこの記事にコメントはありません。最初のひとりになってみませんか?

この記事をSHAREする