好きな人がいることを親友に知られてしまった!

2人を初めて引き合わせたあの日。講義終わりに偶然教室に戻ってきたタクマさんから連絡先を聞かれたのがきっかけで、サユリは彼とやり取りをするようになったそうです。「そんなに仲良くないし、たまに連絡が来るくらい」そう笑ってはいたけれど、いつの間にか呼び捨てで呼び合うほど距離を縮めていた2人に、私は焦る気持ちを隠せずにいました。
サユリは、私がタクマさんに気があることを察したのか、「大丈夫だよ!タクマとは何もないし!」と言いました。私は思わず顔が熱くなり、「ちょっ、そんなこと聞いてないし!気にしてないし!」と慌てて否定します。するとサユリは優しく微笑みながら「いいっていいって、だってアユ・・・タクマのこと気になってるんでしょ?」と問いかけてきました。

サユリに図星を突かれた私は「・・・えっ、やだ!ちがう!ちがうよ!」と慌てて首を横に振ります。けれど、そんな反応でごまかせるはずもなく、「顔、真っ赤だよ~」と楽しそうにからかわれてしまうのでした。

サユリは私に優しく微笑むと「アユの想い伝わるといいね、応援してる!」と言ってくれました。色気も可愛げもない私に好きな人がいるなんて、普通なら笑われてもおかしくない話です。それでもサユリは、からかったり否定したりすることなく、まっすぐに私の恋を応援してくれました。やっぱりサユリは、私の大好きな親友です。

サユリと並んで歩いていると、「ねぇアユ、あの歌うたってよ」とリクエストされました。「ん?」と聞き返すと、おもむろに「あいのかたちはちがっても~ってやつ!」と、お世辞にも上手とは言えない歌声を披露するサユリ。思わず「え、サユリ音痴すぎじゃない?」とからかうと、「ひどい!いいじゃん好きなんだから」と頬をぷくっと膨らませました。

サユリは、私にとってかけがえのない親友。だからこそ、この関係がいつか変わってしまう未来なんて、この時の私は・・・いや私たちは、これっぽっちも想像していませんでした。
サユリさんに、ようやくタクマさんへの想いを打ち明けることができたアユさん。タクマさんと親しいサユリさんが味方についてくれるなら百人力ですね。2人の関係が、少しずつでも良い方向へ進んでいきますように。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
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タクマがサユリのことを好きになったなら致し方ないよね。
男って主人公みたいな娘よりもサユリ系を好みそう。
呼び捨ての時点で無理じゃないですかね…