<えっ・・うそでしょ?>期待はずれな授業参観。いつもの息子じゃない。どうして?|神童と呼ばれた我が子[5]ママ広場マンガ

前回のお話

小学校の運動会が近づいてきたある日のこと、息子ハヤトから「リレーの選手に選ばれなかった」と告げられて驚きました。今までずっと選ばれていたのにどうして・・?ハヤト曰く、選抜の日はお腹が痛くて、先生にもう一度とお願いしたけれどダメだと言われたと聞き、居ても立っても居られず先生に電話しました。でも・・願いは叶えられないまま運動会当日を迎え、ママ友にも「ハヤトくん残念だったね」と言われて・・。その帰り道、ハヤトに「選ばれなくてごめん。来年はがんばる」と言われたものの・・

[5]神童と呼ばれた我が子|ママ広場オリジナルマンガ





そして5年生の授業参観の日を迎えました。
楽しみで仕方がなかった私はママ友と一緒に意気揚々と学校に行きました。
ハヤトの優秀な姿を見るのを楽しみにしていたのですが・・

「あれ?ハヤト・・?」
ハヤトは全く手をあげようとしません。それどころかぼーっと外を眺めたり、ただただ鉛筆を触ったりしているだけで・・

どうして!?
私もママ友だって見ているのに・・ハヤトの様子を見ているのがとても恥ずかしく、それと同時に怒りがこみ上げてくるのを感じました。

その日、ハヤトが帰宅した時に問い詰めました。
私「あれは一体何!?全然授業聞いてなかったじゃない!手もあげようとしないし、ぼーっと外ばかり眺めて・・」
息子「・・・」
私「お母さん、とっても悲しかったよ!」

そう伝えたところ、
息子「・・・最近、習い事が多いせいか、すぐ疲れて・・よく授業中でもよくぼーっとしちゃうんだ。」
私「・・・」
息子「習い事、少し減らしてもいい?」
私「・・え?」

突然ハヤトから習い事を減らしたいと言われ戸惑いを隠せませんでした。
どうして?これまであんなにがんばってきたのに・・そんなに簡単にやめられるの?もったいない!
ハヤトは天才なんだから・・!これからだってもっともっと伸びるのに・・私は習い事をやめることに反対しました。

その夜、夫が帰宅した際に、早速伝えてみたところ
私「・・せっかくここまでがんばってきたのにもったいないよってハヤトに言ったのよ。」
夫「・・・」
私「あの子は天才だから何でもできるのに!」
夫「でも、ハヤトはやめたいって言ってるんだろう?」
私「・・・」
夫「いいんじゃないか?好きなことさせた方がいいよ」

夫に説得されたこともあり、ハヤトの習い事を減らすことに。これで勉強に集中できるし、悪いことではない、運動より勉強ができた方がいい・・と自分自身を説得させていたのですが、実際ハヤトが持ち帰る満点のテストを見て、これでよかった、と思うようになりました。

[6]へ続きます。

ママ広場オリジナルマンガ「神童と呼ばれた我が子」は毎日更新します。
明日の公開もお楽しみに!
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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画]マキノ
作画:マキノ
元気姉弟を自宅保育中の主婦。

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