[7]周りの目を盗んでポイッ!友達のハンカチをわざと床に落とす男の子。叱らない育児|まるの育児絵日記

アイコンイメージ
前回のお話

幼稚園入園を控えた3歳の息子アキくんを育てるまるさんは、同い年の子どもを持つまーくんママ、よっくんママ、つーくんママの3人のママ友と仲良くなり、つーくんは手がかからないから感情的に怒ることはないというつーくんママの話しを聞いて驚きました。子ども達は同じ発達の教室に通っており、アキくん、よっくん、まーくんはちゃんとレッスンに参加できないことが多い中、つーくんだけは落ち着いて参加し、レッスンが終わるとみんなの水筒や靴を持ってきてくれるなど気配りもできてママたちはつーくんを絶賛。しかし、ママたちがおしゃべりしている横でつーくんがこっそりまーくんの靴をぐちゃぐちゃに踏みつけているところを見てしまい驚愕したまるさん。さらに、つーくんは素知らぬ顔でママのところに戻ってくると、自分が踏みつけた靴を指差して「まーくんの靴、グチャってなってるよ」と言ったのでまるさんはドン引き。「直してあげる」と言って靴をきれいに整えるつーくんにまーくんママが「優しいね!ありがとう」と言うと、つーくんは「友達だもん!」とにっこり。そして、ママたちから「いい子」と言われると、今度は「ママ、大好きだよ」と甘えて見せました。ついさっきまーくんの靴を踏みつけていたつーくんを見ていたまるさんは、あまりの違いに言葉が出ません。

1話目から読む

叱らないママ友

ついさっき笑いながらまーくんの靴を踏みつけてぐちゃぐちゃにしていたつーくんと、目の前で思いやりに溢れる姿を見せているつーくんのあまりの違いに困惑し言葉を失ったまるさん。

帰宅後。食事の準備をしながら先ほどのつーくんの言動を思い返し「・・まだ3歳だし、故意でやったとかじゃないと信じたいけど。踏む感触が楽しかった、とか・・?」とまるさんはモヤモヤ。

しかし、「ママー、大好きだよ!」と微笑んでいたつーくんの顔を思い出し、

「うん!そうに違いない!」と違和感を消し去り、つーくんがまーくんの靴を踏んでいたのは故意ではないと思うことにしました。

しかし・・。後日、いつものメンバーでお昼ご飯を食べていると、

つーくんが斜め前にいるまーくんのことを無言でじっと見ていました。

そして、テーブルの上に置かれていたまーくんのハンカチにすっと手を伸ばしたつーくん。

つーくんはまーくんのハンカチを手に取ると、ポイッと床に落としたのです。

みんなが見ていない隙にまーくんの靴を踏んでぐちゃぐちゃにしておきながら、「直してあげる」と言って靴をきれいに整えてあげるというつーくんの行動を偶然見てしまったまるさん。帰宅後もつーくんの言動を思い出してモヤモヤしたまるさんでしたが、わざとではないと思うことにしました。しかし後日、つーくんはまーくんのハンカチをわざとテーブルから落としたのです。3歳の子が大人の目を盗んで友達にいじわるをするなんて考えたくないですよね。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
靴の件は故意ではないと思うことにしたまるさんですが、つーくんは今度はまーくんのハンカチを落としましたね。これは故意にやっているように見えますね。

この記事をSHAREする