「次は男の子?」「ひとりっ子はかわいそう」周りの声で揺れ動く私の決断。男の子に生まれなかった私[7-1]|ママ広場マンガ

前回の話
男の子が産まれるととても喜ばれる環境で育った次女の奈々さんは、お父さんに「男が良かった」「どうしてお前は女なんだ」と言われて育ち、いつしか男の子として過ごすのが正しい事だと思うようになったものの、成長するにつれ体にも心にも違和感を感じて地元を離れ、社会人になった時には見た目も普通の女性に。その後結婚し娘菜乃花ちゃんを出産した奈々さんは、菜乃花ちゃんとうれしそうに話すお父さんを見て不思議な気持ちに。そんなお父さんが「きょうだいは?跡継ぎを作らないのか」と言っていたと聞き、複雑な気持ちになるのでした。

男の子に生まれなかった私[7-1]一人っ子じゃダメなの?


「子どもが一人っ子、そして女の子だと、周りから本当に様々な言葉を投げかけられる」と感じている奈々さん、「女の子か~っ、次は男の子かな?」「絶対兄弟作った方がいいよー!」「女の子はお嫁にいっちゃうから寂しいよ?」「一人っ子はかわいそうでしょ~1」そんな言葉を日々投げかけられていました。

家族から、親戚の人から、近所のおばさんにもちろん義母も・・と、本当にたくさんの人から言葉をかけられていた奈々さんは、「お父さんも、もしかしてこんな感じだったのかな・・」と思い、「やっぱり一人っ子はダメなんだろうか。娘のためにも下の子を作ってあげた方が良いんだろうか」そんな風に気持ちが揺れ動いていました。
次のページ
----------------
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事