女の私は生まれる前から父にがっかりされていた。男の子に生まれなかった私[1-1]|ママ広場マンガ

家族構成やきょうだいの性別については、普段何気なくたずねられる言葉ですが、その言葉でもしかしたら傷つけてしまうことがあるのかもしれない。そんな風に考えさせられた今回は、生まれながらの性別をお父さんに受け入れてもらえず、幼い頃から言われ続けた「男の子が良かった」という言葉に向き合い、さまざまな経験をした女性奈々さんのこれまでを描いたお話です。

男の子に生まれなかった私[1-1]私が男の子だったら



一姫二太郎という言葉を聞いたことがありますか?一人目に女の子、二人目に男の子を産むのが理想だという考え方のことなのですが、奈々さんが生まれ育った田舎では、後継を産むという意味合いもあり、男の子が生まれると大変喜ばれました。

奈々さんにはお姉さんがいて、奈々さんがお母さんのお腹にいた頃には、「次は男の子だねぇ!」と家族が口をそろえてそう言っていたのでした。でも・・「え?・・次も女?」とがっかりして言うお父さん。

奈々さんが生まれた後も、「お前の性別がわかった時はがっかりして涙が出たよ・・。なんでうちには男が生まれなかったのか・・」まだ幼い奈々さんに、お父さんはそう言ったのです。それを聞いた奈々さんは、「わたしが男の子だったら、おとうさんはうれしかったのかな・・」と幼いながらにそう思って呟きました。

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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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