ただただ可愛い我が子。この子には性別を気にせず生きて欲しい。男の子に生まれなかった私[5-2]|ママ広場マンガ

前回の話
奈々さんの人生最大の転機!それは、彼ができ、やがて結婚することになった、ということでした。そしてある日「・・妊娠してる・・!」と驚いた奈々さん、赤ちゃんの性別は女の子、お母さんには性別を伝えましたがお父さんは反応が怖くて近寄れず。お母さんは何度か家に来てくれたものの、お父さんは顔を出さず、でも結果的にそれが奈々さんの心を軽くしてくれていたのでした。

男の子に生まれなかった私[5-2]娘には性別を気にせず生きて欲しい


奈々さんは、地元を離れて就職していたこともあり、里帰りをせず、お父さんの顔を一度も見ることなく娘ちゃんを出産しました。「初めまして。パパだよ。本当に可愛いなぁ・・」娘ちゃんが生まれた時、ご主人は目に涙を浮かべながらそう言ったのでした。

「無事に生まれてきてくれてよかった!」涙を浮かべながら娘ちゃんを見つめる奈々さんは、「性別が男の子だろうと、女の子だろうと関係ない。ただ元気に育ってくれればそれでいい」うれしい、悲しいという気持ちよりも、『可愛い』という思いでいっぱいで、この子には自分の性別を気にせず生きて欲しいと思ったのでした。

「女の子だから可愛い服を着て可愛いものを好きになる。男の子だから恰好良い服を着て元気にやんちゃで・・そういった決めつけはしたくなかった」「私のような幼少期は送らせたくない」奈々さんはそう思っていました。親の言葉は子どもの心に深く突き刺さり、無意識のうちに子どもを縛り付けるものだと感じていたからなのでした。

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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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