楽しい!好きな格好をして自由に振舞ってもいい大学時代。男の子に生まれなかった私[4-2]|ママ広場マンガ

前回の話
中学生になり、男の子のように振る舞うことに限界を感じていた奈々さんは、わざと地元の子達が行かないような遠い高校を選んで受験、見事合格しました。地元から離れた高校に行けば、「男の子のふりをしなくていい」「家だけで男の子を演じればいい」そう思うと気持ちが軽くなりました。それ以降「地元を離れたい」という気持ちが強くなっていった奈々さんは、大学生になりついに地元を離れることに。親の目がなくなり、自分自身のしたい恰好をするようになっていきました。

男の子に生まれなかった私[4-2]私は自由!楽しい!


大学生になって地元を離れ、親の目を意識せず自分のしたい恰好ができるようになった奈々さんは、ピアスを何個もあけたり、髪を伸ばして金髪にしたり、少し肌を露出してみたりと、今までしたことがなかった事をたくさんしてみました。それはとても楽しかったのです。そして、自分からは親にほとんど連絡もせず、バイトをして成人してからは、お酒も覚えてさらに気持ちが自由になりました。

お母さんからの電話に気づきながら電話に出なかったこともあり、何も考えなくていい、無理をして『何か』にならなくてもいい、そんな風に思えた大学生活でした。

その後、社会人になった奈々さん、見た目はすっかり普通の女性になりました。特に、顔や服装に魅力的な部分もなく、どこにでも溶け込める普通の女性、年相応に言葉遣いも丁寧になり、TPOをわきまえられるようになっていった奈々さんに、人生最大の転機が訪れるのでした。

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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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