[4]シール交換トラブル|いつもお世話になっている友達のお母さんに一輪の花をプレゼント!気遣いにほっこり

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前回のお話

由依さんの娘あいちゃんは、シール交換に夢中な小学3年生。自分が子どもの頃にも流行っていたシール交換を懐かしく感じながら、友達とシール交換をするあいちゃんを微笑ましく見守っていた由依さんですが、「これはレートが高いからダメ!」と小学生らしからぬ言葉を使うまりあちゃんを見て、イマドキのシール交換に戸惑いを感じました。子どもたちが「レートが高い」と言っているのは、超人気でなかなか手に入らないうるうるシールのこと。あいちゃんはうるうるシールをたくさん持っているまりあちゃんを羨ましく思ってはいるものの、楽しく無理のない範囲でシール集めを楽しんでいました。一方のまりあちゃんの家では、お母さんが探して買ってきてくれたり、休みの日に一緒にシール探しに行くなど熱心にシール集めをしているみたい。だけどまりあちゃんは、本当はシール集めよりも、お母さんと一緒に過ごしたいと思っているようでした。

1話目から読む

いつも仲良しな3人組

楽しく、無理のない範囲でシール集めを楽しんでいる我が家に比べて、まりあちゃんの家では、お母さんがうるうるシールを買ってきてくれたり、休日に一緒にシール探しに出かけたりと、かなり熱心に集めているようでした。けれど、まりあちゃんが本当に求めているのは、シールそのものではなく、お母さんと一緒に過ごす時間のように感じられました。

数日後、学校が終わり下校中のことです。「ねぇ、今日もあいちゃんち行っていい?」友達にそう聞かれ、あいは迷うことなく「いいよ」とうなずきます。くるっと後ろを振り向くと、「まりあちゃんも遊ぼう!」と声をかけ、いつもの仲良し3人組でうちに来ることになりました。

「今日はお母さんがクッキー焼いてくれるんだ、みんなで食べよ~」「えぇー!あいちゃんのママすごーい!」「よく一緒にお菓子作るんだ、今度の日曜日はケーキ焼くの」と、2人が楽しそうに会話を弾ませる中、まりあちゃんは、道端に咲く花をじっと見つめていました。

ちょうどクッキーが焼き上がった頃、「ただいま」とあいが帰ってきました。続いて、いつもの2人も「お邪魔しまーす!」と元気に挨拶。喧嘩もなく、いつも仲良さそうな3人の姿を見ていると、私までほっこりします。

私は2人と目線を合わせるように屈むと、「いらっしゃーい!今日はクッキー焼いたんだ、みんなで食べない?」と声をかけました。2人は「ありがとうございまーす!」と嬉しそうに答えます。その後は、子どもたちとクッキーを食べながら学校の話や好きなことを聞いたりして、和やかな時間を過ごしました。

帰り際、まりあちゃんが私に声をかけてくれました。「あの、クッキーありがとうございます、これ公園の近くにあったの・・・可愛かったから」そう言って、少し照れながら一輪の花を差し出してくれました。「かわいいお花!ありがとう、とっても嬉しい!」なんて可愛いことをしてくれるんでしょう。まりあちゃんの気遣いに、心が温まりました。

家に帰ればいつもいて、休みの日には一緒にお菓子作りができるあいちゃんのお母さんを、まりあちゃんは少し羨ましく感じているようでした。夜遅くまで帰ってこなかったり、毎週末うるうるシール集めに連れ回されたりすると、なおさら「あいちゃんのお母さんはいいな」と思ってしまう気持ちが芽生えるのかもしれません。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

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