小児科の先生に呼ばれて診察室に行ったしおさん、先生からある検査結果を渡されて黄疸だと診断されたのですが・・「・・なんだそれ?」と聞いたことのない単語に動揺を隠せなかったものの、私の赤ちゃん、危ない状態じゃん・・ということは感じて・・
出産よりも産後が辛い。[34]~入院編~
赤ちゃん、黄疸だった・・。
検査結果を知らされて呆然とするしおさんに、
「授乳の時間になったら、ナースステーションに赤ちゃんを引き取りに来て欲しいの!
それじゃあ今日一日預かるわね!」
と声を掛け赤ちゃんを連れて行ってしまいました・・。
お尻の痛みに耐えつつお昼ごはんを持って部屋に戻りながら
「・・私の赤ちゃんがみんなと違って夜中もおとなしかったのって・・
どこか悪くて元気がなかったせい・・?」
と思いながら動悸が激しくなって・・
「もし脳に障害が残ったりしたら・・体が麻痺したら・・
最悪なことになってしまったら・・どうしよう・・(汗)」
と絶望的な気分に・・。
すると、
「しおさん!そういえば、まだ説明したいことが・・」
と先生が声を掛け部屋に入ろうと扉を開けると、泣き崩れているしおさんの姿が・・!
「しおさんっ・・」
先生がしおさんに歩み寄り
「突然のことでびっくりしたわよね・・
でも、ちゃんと治療をすれば良くなるし、きっと大丈夫だから!私たちにまかせてね」
そう慰めるのですが、
「先生ーー!」
「はーい!今行くわねーっ!!」
看護師さんに呼ばれ、バタバタとしおさんの部屋を出て行く先生、
しおさんはというと
「えぐっ・・えぐ・・ひっく・・」
まだ泣いたままでしたが・・
「すっかり冷めて伸び切った蕎麦はなんだかしょっぱかった」
辛くても・・悲しくても腹は減る・・
と昼食のお蕎麦を食べはじめたのでした。
[35]に続きます。
しお
令和4年10月長女出産。
0歳児はじめての育児にゆるーく奮闘中です。
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あぁ!赤ちゃんが黄疸だと知って、いろいろなことが頭を駆け巡りますよね・・。しおさんの体も心配です。まずは・・先生の言葉を信じたいです!
[ママ広場編集部]