必ずしも結果が報われるとは限らない

ついに、愛花とくれあの中学受験が始まりました。最初のB女子中ではくれあが見事合格。一方、愛花は悔しくも不合格という結果に。続いて愛花だけが受けたD中学校は安全圏ということもあり合格。残るは、2人そろって挑む難関のA女子中と、くれあの併願校であるC女子中となりました。
そしてA女子中の受験当日。「行ってきまーす」やる気に満ち溢れた愛花とは対照的に、くれあはどこか浮かない表情をしていました。やっぱり本命というのもあって、緊張しているのかもしれません。

A女子中の合格発表の日。達夫さんはくれあの結果を、私は愛花の結果を、それぞれスマホで確認することに。くれあほどではないかもしれないけれど、愛花も自分なりに精一杯努力してきました。どうか良い結果でありますように・・・私は祈るような気持ちで、受験結果に目を凝らしました。

「うそ?ママ、番号ある!」愛花の言葉に、私は驚いて何度もスマホを確認しました。・・・本当だ!画面には、確かに愛花の受験番号が表示されています。私は勢いよく顔を上げ、達夫さんとくれあに「やった!くれあは・・・」と声をかけました。

視界に飛び込んできたのは、黙り込んでうつむく達夫さんと、涙を流して悔しそうに机を叩くくれあの姿でした。その光景を見た瞬間、私はすべてを悟ります。・・・くれあはA女子中に落ちたんだ。何と声をかければいいのか分からず、私と愛花はただその場に立ち尽くすことしかできませんでした。

そして残るは、くれあの併願校であるC女子中の合格発表。私は学問の神様のお守りをぎゅっと握りしめ、ただ祈るような気持ちで結果を待ちました。しかし、表示された画面にくれあの受験番号はありませんでした。A女子中の不合格から、うまく気持ちを切り替えられなかったのでしょう。塾からも問題ないと言われていたC女子中でも、くれあは合格をつかむことができませんでした。そして、最後の望みだった繰り上げ合格の電話も鳴りませんでした。
チャレンジ校だったA女子中に合格した愛花ちゃん。その一方で、くれあちゃんは不合格という結果に終わってしまいました。さらに、気持ちを切り替えられないまま迎えた併願校のC女子中でも不合格。どれだけ努力を重ねてきても、本番の結果が必ずしも報われるとは限らない・・・それが中学受験の厳しさです。それでも、この結果はあまりにも残酷で、胸が締めつけられます。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ
2児の母、イラストレーター。子育てのしんどさ、ネタにして楽しんでこー!
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)

くれあBは受かっててそれがせめてもの救いだけどね。
中学に限らず受験は水物です。いい出会いがあるよきっと。
これ父親がチャレンジだったんだからくれあちゃんに気を遣ってAに行かずにDに行けとかが愛花ちゃんに言い出したら最悪なんだけど。