今は辛くても、きっと時間が解決してくれるはず

チャレンジ校だったA女子中に見事合格した愛花。その一方で、くれあは不合格という結果に終わってしまいました。さらに、気持ちを切り替えられないまま迎えた併願校のC女子中でも不合格。繰り上げ合格の電話も鳴りませんでした。ショックを受けるくれあに、私も愛花もどう声をかければいいのか分からなくなってしまいました。でも、唯一受かったB女子中も魅力的な学校。通えば楽しい生活が待っているはずです。
「くれあは残念だった・・・でもB女子もいい学校だから、な?」くれあを元気づけようと達夫さんがそう声をかけるも、「私、B女子なんて絶対いかない!」と声を荒げて、部屋に閉じこもってしまいました。

「くれあ・・・」不安そうにくれあの部屋を見つめる愛花に、達夫さんは「大丈夫、くれあは今ショックを受けているけど時間が解決してくれるさ」と優しく声をかけました。大人の私でさえ、くれあにどんな言葉をかければいいのか分からないのに、まだ小学生の愛花にとってはなおさらのこと。私たちは、黙って見つめることしかできませんでした。

追いかける立場だった愛花が合格して、追われる立場だったくれあが不合格になるという思ってもみなかった中学受験の結果を、いったい誰が予想できたというのでしょうか。これをきっかけに、私たち家族は少しずつ歪んでいくことになります。

それから月日が流れ、今日は中学校の入学式。だけどくれあは今もなお、不合格のショックから抜け出せずにいました。達夫さんが支度をしながら「入学式は日にちが一緒だからパパはくれあの、ママは愛花の入学式に参加することにしたよ」と伝えると、くれあはうつむいて「・・・私が落ちたからバラバラになったんだね」とつぶやきました。

感情を抑えきれなくなったくれあは、「なんで愛花が受かって私が落ちるの?愛花が受けなければ、もしかしたら私が・・・」と愛花を責めるような言葉を口にします。それを聞いた愛花は、ショックのあまりその場に立ち尽くしてしまいまいました。
「愛花が受けなければ、もしかしたら」という言葉だけは、愛花ちゃんの前で口にしてはいけなかったと思います。それでも、まだ中学生になったばかり。誰かのせいにしてしまいたくなる気持ちも分かります。くれあちゃんには、立ち直る時間が必要なのかもしれませんね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ
2児の母、イラストレーター。子育てのしんどさ、ネタにして楽しんでこー!
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年齢が近いとどうしても比較対象になってしまって実の姉妹でも色々難しい。
進学先に関していうなら年齢が違っても姉が落ちたところに妹が受かったりとか。
くれあちゃん何とか前を向いて欲しいけど性格的に引き摺ってしまうかな。
くれあちゃんは傷つきやすくプライドの高い、難しい子だね。
それ自体は悪いことじゃないんだけど、愛花ちゃんと一緒にいると、違いが際立っちゃって、悪いところばかりが目立っちゃう。
いっそのこと二人とも別々の全寮制にでも入れた方がよくないか?