新しく始まる生活に胸を躍らせる

夫と死別して5年。バツイチで同じく子どもを持つ達夫さんと出会い、私たちは再婚しました。私の娘愛花と、達夫さんの娘くれあちゃんは同い年。性格は正反対だけれど、通う小学校も同じだし、きっと仲良くなれるはず。新しく始まる生活に、私は胸を躍らせました。
今日は、引っ越してから初めての登校日。私は愛花とくれあちゃんに「2人とも、支度はできた?」と声をかけます。「うん!」と笑顔で答える愛花に対し、くれあちゃんは「・・・はい」と、どこか距離を感じる返事。まだ家族になったばかりだし、これからよね。

「くれあちゃん、学校まで愛花と一緒に行ってあげてね、じゃあいってらっしゃい!」そう声をかけて、私は2人を見送りました。楽しそうに話しながら登校していく後ろ姿を見て、胸の奥にあった不安が少し和らいだ気がします。

その後、私もいつも通り出社しました。すると「せんぱぁ~いっ」と、同じ部署の後輩りえが声をかけてきます。「どうです、新婚生活は~?」とからかうように聞かれ、私は「この年で、しかも再婚同士よ?若い夫婦みたいなあまーい新婚生活なんてないわよ」と応えました。

「愛花ちゃん、姉妹兼親友になれそうですね」りえは、優しい笑顔でそう言いました。性格は正反対でも、同い年の2人。私自身も、彼女たちがいつか親友同士になってくれたらいいなと思っています。すると私の表情を見たりえは、頬杖をついて「いいなー、幸せそうで」と羨ましそうにつぶやきました。

「私も結婚したいな~先輩は二度もしてるのに」・・・この子は本当にいつも一言多いんだから。私はりえの頬をムチュッとつまんで、静かにさせました。でも、りえの言う通り、今の私はすごく幸せ。この先もっと幸せな日々が待っている、この時はそう思っていました。
再婚相手の達也さんと、新しい生活をスタートさせた由以子さん。くれあちゃんはまだどこかぎこちないけれど、きっと少しずつ距離が縮まっていくはずです。時間はかかるかもしれませんが、焦らずゆっくり、これから家族になっていけばいいですよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ
2児の母、イラストレーター。子育てのしんどさ、ネタにして楽しんでこー!
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いやー…連れ子同士同じ学年なの、子供たちがキツくない?性格合いそうにないし…