「ずっと嫌いだった」連れ子が今まで溜め込んでいた不満

私も達夫さんも、部屋から出てこないくれあのことで手一杯になり、愛花の気持ちにまで目を向ける余裕がありませんでした。本当は、学校や部活、新しくできた友達の話をたくさんしたかったはずなのに、くれあを気遣ってずっと我慢していたのでしょう。久しぶりに2人で話せて、愛花はとても嬉しそうでした。久々のお出かけを楽しみ、家に戻った私たち。すると、そこには頭を抱えてうずくまるくれあと、その前に仁王立ちする達夫さんの姿があったのです。
目に飛び込んできた光景に驚いた私は、思わず「2人とも、どうしたの!?」と大きな声をあげました。すると達夫さんは「何でもないっ!」と声を荒らげ、「ちょっと外に出てくる」と言い残して部屋を出て行ってしまいました。愛花は慌てて、うずくまるくれあのもとに駆け寄ります。

「くれあ!大丈夫!?」そう言って愛花がくれあの体に触れようとした瞬間、くれあはものすごい勢いでその手を振り払い、「さわらないでっ!」と叫びました。久しぶりに見たくれあは、まるで別人のようでした。髪や肌は荒れ、部屋にこもりきりだったせいか体つきまで変わって見えます。

くれあは愛花を鋭い目つきでにらみつけると、「A女子の制服見せびらかしてるつもり?なんでA女子受けたの?そんなに行きたがってもいなかったくせに!あんたのせいで私は・・・」と愛花を激しく責め立てます。その言葉を聞いた愛花は、今にも泣き出しそうな表情を浮かべました。

しかし、くれあは止まりません。床をドンドンと叩きながら、「ずっと嫌いだった!後から転校して来たくせにすぐみんなと仲良くなって、私の友達も全部愛花が盗った・・・合格だってズルして盗ったんだ!愛花のせいでパパまで変わった!」と今まで溜め込んでいた不満を一気に吐き出しました。私は思わず「違う!」と大きな声をあげます。

くれあは声をあげて泣きながら、「何よっ!どうせ愛花だけが可愛いんでしょ!あんただって大嫌い!」そう吐き捨てると、再び部屋に閉じこもってしまいました。
くれあちゃんは口にこそ出さなかったものの、ずっと愛花ちゃんへの不満を抱え込んでいたのでしょう。けれど、友達のことも受験の結果も、すべてを愛花ちゃんのせいにするのは違います。自分が責められたとき、愛花ちゃんがどんな気持ちになるのか・・・そこまで考えてほしかったですが、当時のくれあちゃんにはそんな余裕はなかったのかもしれませんね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)

今すぐどうこう出来る問題でもないかもな…
クレアに子供でも出来たら分かる時が来るかもね…
子供のいる再婚って難しい。
子供が成人するまではしない方がいいのかもと
自分は思ってる。
あーあ…くれあ、そんな陰気で性格悪いから友達もなにもかも離れるんだよ。
気付け。勉強は概ね努力だ。
人は暗くてジメジメしたところには寄らないんだよ。
これは離婚して離れたところで問題解決にはならないな。